アイスの棒を並べて、色々な形に色を塗るだけでできる簡単な手作りの木製パズルの作り方について、アーティストのJoelle Meijerさんが分かりやすくアドバイスした動画を紹介します。
バラバラになった木の棒の絵を並び替えて、元の状態に戻す絵あわせパズルで、紙で作ったパズルよりも、耐久性があって丈夫なものができます。
乳児期には丸や四角、三角形を用いたもので形を学ぶ知育玩具として活用したり、幼児期からは子供が自分の力で作ってみたり、絵柄や棒の本数を変えて難易度を上げた幾何学パズルを作ったりと色々な楽しみ方ができる工作です。
できあがったパズルを梱包するとお友達へのプレゼントにも最適です。
作り方
- テーブルの上に、マスキングテープの粘着面を上にして置きます。
- マスキングテープの両端をテープでテーブルに固定します。
- 8本のアイスの棒をマスキングテープの粘着面の上に並べて置きます。この時、棒の下にものさしを置いておくと、きれいに配列できます。
- アイスの棒で作ったキャンバスの上に、鉛筆で四角や三角形などの幾何学な形や絵を描いていきます。
- 絵の具で色を塗ります。
- 絵の具が乾いたら、透明のアクリル塗料やニスで表面を上塗りします。これによって、木材が汚れにくく、かつ、絵の具が剥げにくくなり、耐久性が上がります。
- 黒の油性マーカーで、模様や絵の輪郭を描くと完成です。アクリル塗料を塗る前に、マーカーで描くと線がにじむことがあるので注意してください。
ポイント
パズルを保管するビニール袋に、できあがりの予想図を描いた紙を貼っておくと、パズルを組み立てる時の手助けになります。
形と色を変えて何個も作り、棒を混ぜ合わせてからパズルを組み立てると、色と形を合わせる勉強にもなります。
アイスの棒を紙で代用して作る方法
アイスの棒が無い場合は、紙に棒の形を描き、その中に絵を描いてから1本ずつ切り離して作ります。
切り離した紙の棒は、間隔をあけてラミネートフィルムの上に並べて、ラミネーターで加工してから切り離すと耐久性のあるパズルができます。