粘土のような合成ゴム「シリーパティー」の作り方

携帯電話、電球、飛行機。世の中にはたくさんの発明品がありますが、そのなかには、研究を重ねて生み出されたものだけでなく、偶然生まれたものもあります。

ここでは、後者の偶然生まれた発明品のひとつで、子供のおもちゃとして人気が高い「シリーパティー」の作り方をたった3つの材料を使って作る方法を紹介します。シリーパティーは、化学変化を利用して作られたやわらかくて弾力性のある粘土のような合成ゴムで、自由自在に伸ばしたり、形を変えたりできます。

シリ―パティ―はこうして発明された

第二次世界大戦の真っ最中であった1940年、アメリカ軍は、たくさんのゴムが必要でした。人々は、古いタイヤなどを寄付しましたが、まだ十分ではありません。

そこで、科学者やエンジニアたちは合成ゴムの作成にのりだしましたが、そのうちの一人が弾力性のある粘土のようなシリコンゴム「シリーパティー」を発明。

しかし、残念ながら「シリーパティー」は質感や硬さ、大きさなどがアメリカ軍が求めるものではなかったため、発明者は、遊び感覚で友人にあげたり、パーティーに出したりしたところ、子供のおもちゃとして人気が出ました。

材料

  1. ホウ砂(ほうしゃ)
  2. 液体のり

材料の量は、自分の作りたいシリーパティーの大きさで調節してください。

ホウ砂は、鉱物の一種で洗濯などに使われるため、ホームセンターやスーパーの洗剤売り場などで購入できます。

作り方

まずは、ホウ砂と水で飽和溶液を作ります。飽和溶液とは、ある物質を液体に溶かし続けて、もうそれ以上液体が物質をかかえきれない状態(これ以上溶かせない段階)に達した溶液のことです。

例えば、砂糖を水に入れて、スプーンでかき混ぜた場合、何十杯か入れると、ある地点から水が砂糖をかかえきれなくなり、それ以上はいくら砂糖を入れても溶けないで底に沈むようになります。この段階を飽和溶液といいます。

  1. 水にホウ砂を入れて、スプーンで約1分間混ぜ続けます。ホウ砂が水に溶けることができなくなったら(底にたまる)、飽和溶液の完成です。
  2. 別の容器に、水と液体のりを同量の割合で入れて混ぜ合わせます。混ぜたら、好みの食品着色剤を数滴たらして色づけします。
  3. 液体のりと水を混ぜたものに、ホウ砂の飽和溶液をスプーン1杯ずつ入れてはかき混ぜていきます。
  4. 液体の状態から、弾力性のある粘土状に変化したら、手にとってよくこねます。シリ―パティ―は力を加えることで、弾力性が増します。

遊び方

ボール状に丸めて上から落としてはねらせたり、引き延ばしたり、粘土のように形を変えたり

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