地球上の水の総量(海水97.5%、淡水2.5%)は変わりません。
そして、目に見える循環は地球上の淡水のたったの2%に過ぎず、淡水の大部分は氷河や氷冠に閉じ込められています。
ここまでは、ご存じの方も多いでしょう。
ただし、私たちがよく知る淡水(海から蒸発した水が、雲や湖から川)の海への循環には大きな勘違いがあります。
問題はそのあとの2番目に大きな部分、淡水の28%分です。
実は、この氷に閉じ込められていないほぼすべての水は、地下に存在しています。
地面にしみ込んだ水の一部は、何百年もかけて浅い層を抜けたり、一万年かけて深い岩の亀裂や孔を抜けたりして海に流れ込みます。
なかには、地球の地殻の奥深くまで浸透して、プレートテクニクスに伴って移動したり、熱と圧力によって鉱物閉じ込められて火山活動によって蒸気になったりと気の遠くなるような年月をかけて循環している水もあるのです。
そして、この帯水層の貴重な水を私たち人間は、掘り起こして活用する技術を進化させてきました。
しかし、この地下に蓄えられた淡水は、膨大ではあるものの、非常に脆弱でもあります。
一度枯渇してしまうと、再び水が補充されるまでは何十年、あるいはそれ以上かかってしまうのです。
帯水層が汚染されると、二度ときれいな水には戻らないかもしれません。
以下の動画は、この姿を変えながら、地球全体をめぐっている淡水の循環について、オハイオ州クリーブランド州立大学の生物、地質、環境学科の教授の協力で制作された動画です。
私たちが、地球上でもっとも重要な生命維持資源である水をどのように扱い、管理するべきか、その複雑で困難な水との魅力的な関係について紹介されたものです。
You've Been Misled About The Water Cycle