なぜアメリカのタクシー「イエローキャブ」は黄色いのか?

2017年3月22日

どうしてアメリカのタクシーは、イエロー(黄色)が多いのでしょうか?

もともとは、アメリカのタクシー会社が、遠くから一番目立つ色を理由にタクシーを黄色く塗装したのが始まりだといわれていますが、最近の研究で、イエローキャブにはもっと素晴らしいメリットがあることがわかりました。

シンガポールでは、現在、黄色と青色が主流ですが、もし全てのタクシーが、塗装を黄色に変えたら、このメリットによって(以下に説明)、年間で140万ドルも節約できるといわれています。

ここでは、黄色に塗装されたタクシー「イエローキャブ」のメリットについて、研究で分かってきたことを紹介します。

イエローキャブ(黄色いタクシー)のメリット

イエローキャブは、アメリカのタクシー会社、または、タクシーの共同組合の名前ですが、実際には、これらに属さないタクシーも、黄色い塗装が施されていることがよくあります。特にニューヨークのイエローキャブは有名で、映画やテレビなどでよく登場します。

実は、最近の研究によって、黄色い色をしたタクシーは、交通事故に遭ぐうする確率が低いことが分かってきました。

ある研究者が、黄色と青色が主流のシンガポールのタクシー16,000台を対象に、3ヶ月にわたる調査をしたところ、日中は、青いタクシーと比較して、黄色いタクシーは、追突される割合が5パーセント低いことがわかりました。

そして、さらに陽が沈んだ後に、大きな違いが顕著に表れました。なんと、暗い時間帯においては、黄色いタクシーは、青いタクシーに比べて、19パーセントも追突される割合が低いという結果が出ました。

理由は、おそらく黄色い車は、外灯の下で見えやすいからではないかといわれています。

これらの研究結果から、交通事故による損失を考えると、車を黄色に塗装すると、多額の費用が節約できるのではないかと考えられています。