「1時間寝るかオールするか」体や脳に良いのはどっち?

2014年9月 5日

日の出とともに目覚め、日の入りとともに眠る。

これが、本来の人間の生活リズムだといわれています。しかし、健康のためとはいえ、これをそのまま忙しい現代人に求めるのは、もはや無理があるようです。

実際に、受験勉強や試験、残業、つきあいでの飲みなど、多忙な現代人は、徹夜をしたり、朝方まで夜ふかしをしたりすることがしばしば。

それでは、「起きる時間まであと2時間しかない」となってしまった場合、私たちはどう対処すればよいのでしょうか?

少しでも寝た方が良いと考える一方で、中途半端な睡眠では体が余計にだるくなってしまうのではと心配する人もいるでしょう。

そこで今回は、朝方まで寝ないで起きていた場合に、「そのままオールするか」それとも「少しでも寝るべきか」について科学的に分かってきたことを分かりやすく紹介します。

徹夜のデメリット

徹夜や夜ふかしをすると、脳や体の機能の生産性が落ちることは否定できません。

なかには、「夜ふかしをするとそれだけカロリーが消費されるから痩せるのでは?」と考える人もいるようですが、睡眠不足はかえって体の基礎代謝を低下させるので、逆に太りやすい体になってしまいます。

そうはいっても、仕事やつきあいなどで、どうしても夜遅くまで起きていなければならない機会があるかもしれないので、下記に対処法を紹介します。

夜更かしをしたときの対処法

仮に、仕事や勉強などに没頭して、「気付けば朝の4時」となってしまった場合は、2時間でもいいので睡眠をとってください。

たった2時間でも、記憶力の定着や考える力を回復する助けとなってくれるでしょう。

それだけ睡眠は、人間が脳や身体を休ませて、生命活動を維持するためには、なくてはならない不可欠な存在なのです。

そして、大切なのは、決して徹夜を習慣化しないことです。24時間睡眠をとらないと、脳の理論的思考をつかさどる領域に影響が出て、酒に酔っている時と同じような状態になるともいわれています。

一睡もできないでいると判断力が鈍るので交通事故の原因になったり、記憶の定着が阻害されることで仕事や勉強に悪影響を及ぼしたりする可能性が十分にあるのです。

最近では、スマホでのゲームやネットサーフィンなどで、特に理由もないのに夜更かしが習慣化してしまっている人も多いようですが、その場合は、早めに夜更かしの悪習慣を断ち切る必要があります。

科学的に、睡眠不足が常態化してしまうと、脳のパフォーマンスを下げることが示されています。

寝つきをよくしてぐっすりと眠るためにも、寝る前の1時間は、スマホやパソコンなどの電子機器を消して、入眠準備を整えてみてください。