なぜマクドナルドでは朝にビッグマックを食べられないのか?

2021年10月19日

ビックマックファンの皆さんは残念ですが、マクドナルドでは、朝はハンバーガーを食べることができません。

これはなぜなのでしょうか?

今回は、おそらくほとんどの人が一度は疑問に感じる「マクドナルドで朝にハンバーガーを買えない理由」について紹介します。

どうやら、その理由は需要と供給(設備関連)にもとづいているようです。

「朝にハンバーガーを食べたい」のに買えないのはなぜ?

ビックマックファンが朝にマクドナルドに行くと。

メニューには、マクドナルドならではの、あの豊富なハンバーガーメニューが見当たらず、がっかりする結果に。

実は、何千人ものお客様が早朝にハンバーガーを食べたいとツイートしているにもかかわらず、朝にビッグマックを買うことはできません。

同社によると、朝のハンバーガーやフライドポテトの需要は、グリルを稼働させるほどのものではないとのこと。

しかし、実際にはもう少し複雑な問題が隠れているようです。

All Day Breakfast

アメリカでは、「All Day Breakfast」と書かれた広告をよく目にします。

これは、朝食メニューを一日中食られることを意味し、これを取り入れているレストランやカフェはたくさんあります。

実は、エッグマックマフィンが誕生した1972年から、マクドナルドでは朝からハンバーガーを注文する人はたくさんいました。

しかし、一日中朝食を提供するということは、より多くのアイテムが同じ調理機器を共有するということになります。

どうやら設備の問題が隠れているようです。

朝食メニューとレギュラーメニューを同じ温度で調理する方法がない

ハンバーガーと卵を焼くグリルなど、同じ設備を使うアイテムが増えたということです。

たとえば、卵はハンバーガーよりもはるかにデリケートな素材。

ハンバーガーの温度で卵を調理すると、硬くて火が通りすぎてしまいます。

一方で、卵の温度でハンバーガーを調理すると、今度は焼き加減が足りません。

さらに、混雑した鉄板の上では、どれだけ汚れがひどくなるかも想像の通り。卵、ベーコン、ハンバーグを一度に焼くにも、鉄板に十分なスペースがありません。

つまり、設備投資をする以外には、朝食メニューとレギュラーメニューを同じ温度で調理する方法が見つからなかったのです。

待ち時間が増える

実際に、マクドナルドは2015年にアメリカで一日中食られる朝食メニューを導入した過去があります。

このとき、世界中のエッグマフィンファンは大喜び。

しかし、お客様は、より長い行列と待ち時間に対処することになり、それが客離れの要因になると考えられてしまったのです。

朝にハンバーガーを食べられる日は訪れるのか

しかし、希望はあります。

2018年4月以来、マクドナルドは、オーストラリアで、「All Day Favorites」というメニューを展開しています。

つまり、オーストラリアでは、ビッグマック、チーズバーガー、チキンマックナゲット、ハッシュドブラウン、フライドポテトなどを好きなときに注文できるのです。

実際には、地球の裏側まで行って、朝8時にビッグマックを食べる人はいないでしょう。

しかし、マクドナルドが顧客体験を損なうことなくこの取り組みを成功させれば、そう遠くない将来、世界の他の国でも朝食にハンバーガーとフライドポテトを食べられるようになるかもしれません。