これまで、映画やテレビ番組が科学者たちにインスピレーションを与え、スマホ時計やタブレット型コンピューターのようなさまざまな発明品が現実化されてきました。
映画『スター・ウォーズ』で使われているライトセーバーはどうでしょう?
ライフセーバーは懐中電灯のようですがちょっと違います。
ライトセーバーは光り、音が鳴り、物を切り裂くことさえできますが、「スター・ウォーズ」で見たようなしっかりとしたエネルギービームを持つライトセーバーはいまだに作られてはいません。
以下に、Hacksmith Industries社が現実化を試みているライフセーバーなどをみていきましょう。
映画やテレビの発明品の現実化
さて、映画やテレビで見た発明品で、現実にあったらいいなとあなたが思うものは何ですか?
『レゴ・ムービー2』に出てくるようなタイムスリップできる機械、「バック・トゥ・ザ・フューチャー 」のホバーボード。
これらが実際にあったらすごく素敵だと思いませんか?
実は、科学者や発明家たちには、私のようにテレビや映画で目にしたものをどうすれば本物にできるかを考え、実現化している人もいます。
たとえば、電話ができる時計。
ipad・タブレットもそうです。映画『宇宙の旅』が公開された当時、コンピューターは本当に巨大で、絶対に持ち歩くことはできませんでした。
しかし、いまや書籍サイズのコンピューターは実現化し、どこでもどんな端末からでもテレビ電話をかけたり、映画を見たり、 Web会議も実現しました。
そろそろ本題に入りましょう。
映画スター・ウォーズが公開されて以来、科学者たちは「本物のライトセーバーを作ることはできないだろうか」と考えてきました。
そもそもライフセーバーって、懐中電灯に似ているような気がしますが、どのようなものでしょうか?
ライフセーバーって懐中電灯とは違うのか?
懐中電灯には取っ手があり、スイッチを入れると点灯します。
しかし、ライトセーバーとは何が違い、何が足りないのでしょうか?
まずは、ライトセーバーが実際に何をするものなのかを考えてみましょう。
ライトセーバーは光か何かのエネルギーでできた剣です。
しかし、奇妙なもので、ある種の光のビームでありながら、他のライトセーバーに当てて止めたり、金属のドアを切り裂いたりすることができます。
そこで、科学者たちは、ライトセーバーのようなことができる光エネルギーの作り方を研究し、いまや現実化に近づいています。
科学者らのつくったライフセーバー
たとえば、Hacksmith Industriesという会社の科学者たちは、実際に道具のように使えるエネルギー剣を作る方法を発見しました。
本物のライトセーバーのように、ほとんど何でも切り、溶かし、燃やすことができる剣です。
ドアを切り裂くこともできます。
しかし、これでもまだ本物のライフセーバーには及びません。これを使うにはプロパンというガスを詰めたバックパックを背負わなければならないのです。
本物のライトセーバーを使うのにバックパックは必要ありません。
前面からエネルギービームが発射されているのが見ますか?
このビーム、何かにぶつければ、その中を通り抜けてしまいます。
トーチの炎やホースの水しぶきのようなものです。
しかし、『スター・ウォーズ』で私たちが目にするライトセーバーのエネルギー・ビームは固体です。
では、誰かが本物のライトセーバーを作れるのでしょうか?
このライトセーバーは光り、音が鳴り、物を切り裂くことさえできますが、「スター・ウォーズ」で見たようなしっかりとしたエネルギービームを持つライトセーバーはまだ作られていません。
しかし、現実化は近く、もしかしたら、数年後にはライトセーバーが世に出るかもしれません。
参考動画