実は、料理に使った後の種からアボカドを育てることができるって知っていますか?しかも、水耕栽培なら、(時間はかかりますが)とても簡単に育てることができます。
さっそく以下に、コップを使ってアボカドを種から育てる方法を紹介します。
実ができるまでには、5年以上かかるといわれていますが、アボカドは観葉植物としても人気があるので、屋内で観賞を目的に育てても楽しめます。
アボカドを種から育てる方法(水耕栽培)
発芽しやすいように、食べるまでアボカドは、常温で保存しておきます。
料理に使用するときは、種が完全に乾ききらないうちに下記の手順で水耕栽培を始めてください。
種を取る
この時、包丁で種を傷つけないように気をつけてください。
アボカドの種は、先が細い方が上で、ふくらみがある方に根が生えます。種を縦にして持ち、上から下に向けてナイフで種の皮を剥きます。
皮を剥かない場合は、果実が残らないように完全に洗い流してください。
コップに入れて根を浸す
また、球根の水耕栽培用の容器でも育てることができます。
世話をする
コップを室内に置き、水が腐らないように水替えは毎日します。
すると、3週間以上経ったころに、根が伸び始め、続いて発芽します。アボカドは暖かい地方の植物なので、気温が低すぎたら発芽しません。だいたい20度前後くらいで発芽するといわれているため、部屋の温度を暖かく保つと早めに発芽します。
茎が伸びて葉が何枚か出てきたら、鉢植えに植え替えます。
ちなみに、アボカドは、地植えすると高さが20メートル以上になるといわれています。
アボカドは、サラダやパスタなどの料理によく使われている栄養が豊富な果物なのでぜひ育ててみてくださいね。