みなさんは、凍った湖の上に30kgの赤く焼けた鉄を置くとどうなると思いますか?
まず、陸の上で黒い鉄の塊を加熱していきます。
鉄が、赤っぽくなってきたらそれを氷の湖の上に置きます。
鉄が赤っぽくなっていくのが700℃くらいなので、それ以上の温度の物体が氷と触れた途端、氷がパチパチと音をたてながら溶けていきます。
一般的に、鉄は、燃えない素材ですが、約700℃くらいから赤くなり始め、それ以上加熱され続けると黄色がかって、最終的に白っぽく変化していきます。
高温になると軟化も始まり、さらには、770℃を超えるくらいから性質も変わって磁石にもくっつかなくなります。
加熱すると性質が変わるとてもおもしろい素材でもあるので、鉄について調べるとおもしろい発見がありそうです。
さて、一度赤くなった鉄を使って、どれくらい湖に穴が開けられるでしょうか?
動画では、始めは2分もかからないうちにすぐに沈んでいた鉄の塊が、徐々に氷の温度で冷やされて沈むまでに5分以上かかっていく様子を見ることができます。
Red Hot Steel VS Frozen Lake