「大きな栗の木の下で」といえば、日本の童謡というイメージが強いかもしれませんが、実はこの歌、イギリスが発祥って知っていますか?
英語での歌のタイトルは「Under the Spreading Chestnut Tree」と日本の童謡と同じ意味です。
以下に、英語の歌詞と意味、歌の内容をアニメーションで表現した字幕付きの動画を紹介します。
とてもシンプルな歌詞ですが、あたりまえのようでとても平和で贅沢な空間がそこにあって、個人的にはとても素敵な英語の歌だと思います。
「大きな栗の木の下で」について
古くからあるイギリスの曲をもとに、1939年にチェコ出身の作曲家、ヤロミール・ヴァインベルゲル(Jaromír Weinberger)がオーケストラのために作曲し、それが、ニューヨークで演奏されたことでアメリカでも広がりました。
カエルの歌のように、ずらしながら追いかけて演奏されるフーガという演目のひとつでした。
アメリカでは、ボーイスカウトでも歌われるようになり、日本には、(第二次世界大戦後の)アメリカの占領下にあった頃に広まり、手遊び歌や童謡として知られるようになったのです。
短い歌で、英語の歌詞の内容は、日本語の歌詞とほぼ同じなので、子供にも親しみやすい歌だと思います。手遊び歌としてや、何人かで輪唱して楽しむこともできます。
英語の歌詞と意味
Under the spreading chestnut tree
There we sit, both you and me
Oh, how happy we will be
Under the spreading chestnut tree
枝を広げた栗の木の下で
そこに座る、あなたと私
ああ、なんて楽しいの
枝を広げた栗の木の下で
大きな栗の木の下で|Under the Spreading Chestnut Treeを動画で見る
Under the Spreading Chestnut Tree | Song for Kids by Little Fox