実は細菌の温床?ヘチマたわしをきれいに保つ方法

2017年5月 2日

ヘチマたわしとは、その名の通り、天然のボディスポンジです。

ヘチマを干して、皮と種を取り除いた後、洗って乾燥させるだけなので、自作している人も多いかもしれません。

天然繊維の刺激が気持ちよく、これで体を洗うと、血行促進や古い膚角除去効果で、肌が健康になるともいわれています。

しかし、ヘチマたわしには、目には見えない落とし穴があります。それは、細菌の温床となりやすいことです。

ここでは、ヘチマたわしを使用するなら、必ず知っておきたい注意点について、分かりやすく紹介します。

ヘチマたわしの問題点

実は、ヘチマたわしは、病の元となる菌の、恰好(かっこう)の繁殖場所のひとつです。

特にニキビを引き起こして悪化させるブドウ球菌、呼吸器感染症を引き起こす可能性があるステノトロフォモナス・マルトフィリア、骨や関節の感染症や肺炎を引き起こすB群連鎖球菌といった病原体が多くみられます。

しかし、これらの細菌はすでにあなたの中にも存在しているかもしれませんし、トイレや水道の蛇口など、生活環境から接触している可能性もあります。

問題は、病原体がついた体をヘチマたわしで洗った後です。

病原体は、ヘチマたわしに移って付着し、こびりついた皮膚細胞をタンパク源のこやしにして繁殖していきます。

そのため、ヘチマたわしを共有している場合は、感染を広げてしまう可能性が高くなるので、衛生管理には気をつけなければなりません。一般的に、人の感染症の80%は、他の人との接触に由来するといわれています。

ヘチマたわしを使うときの注意点

もし、ヘチマたわしが臭ったり、カビが生えたりした場合は、すぐにきれいに洗うか、または、破棄することをおすすめします。

ヘチマたわしを洗うときに最も良いとされる方法は、漂白剤と水を1:9の割合で混ぜた液に浸すことです。約10分間浸した後、きれいにすすいで、乾燥させ、病原菌やカビ、細菌などが繁殖しないように注意してください。