クラシック「マルガリータ」の作り方

クラシック「マルガリータ」の作り方夏のドリンクレシピ

バーテンダ―が新鮮で驚くほどおいしいと自信をもっておすすめする「マルガリータの作り方」をご紹介します。

おいしいマルガリータを作るには3つのステップを踏む必要があります。

一つ目はテキーラ

テキーラはできあがったマルガリータのほぼ半分を占めています。

そのため、ブルーアガベを100%使用したテキーラでなければなりません。これは、アガベの品質を薄める他の穀物系のアルコールなどが入っていないことを意味します。

アメリカの法律で決まっているのは51%までですが、そこまでアガベの含有率を下げると安価で品質はあまり期待できません。

二つ目はコアントロー

必ずしもコアントローである必要はありません。混ざりものの無い高品質のオレンジリキュールなら何でも構いません。

オレンジシロップなどはやめましょう。

三つ目は絞ったライムの果汁

新鮮な果汁であればあるほどよいでしょう。

この3つステップを踏んで材料を揃えてみてくださいね。

トム・メイシー氏は、ニューヨークのブルックリンにあるバー「Clover Club」のパートオーナーです。

マルガリータの材料

アガベ100%のテキーラ 60ml
コアントロー 20ml
ライムの果汁 20ml
あればアガベネクター、なければシンプルシロップを少々

アガベネクターは、メキシコの高地で栽培されているりゅうぜつらんの蜜で、テキーラと同じ原料となる植物です。コアントローのシャープな味に丸みを与えてくれます。

マルガリータをもう少し甘くしたい場合は、アガベネクターとコアントローを少し多めに、お好みで入れてください。

ライムの果実が手元にない場合は、ライム・ジュース100%で代用してみてください。

カクテルの作り方

このカクテルはライム果汁が入っているので、もちろんシェイクします。

マルガリータはアップでもオン・ザ・ロックでもいいカクテルの一つで、ベストなやり方はありません。

個人的にはオン・ザ・ロックが好きですが。

そしてマルガリータで欠かせないのが塩。グラスの縁に塩を付けます。ではさっそくグラスに塩を付けるための巧妙なトリックを教えましょう。

塩の着け方

冷凍庫で冷やしておいたグラスを取り出すと、室温で温められてグラスの縁に結露が生じます。

そうしたら、グラスをひっくり返してお皿に入れた塩に浸すだけで結露によって縁に塩がつきます。

一口飲むときにたくさんの塩が口に入るのが好きではない人もいるので、グラスの半円分だけ縁に塩をつけるのをおすすめします。

果汁を縁に塗り込んで塩をつけるバーもありますが、ここで紹介するやり方だと衛生的だし、均等にきれいにつき、掃除も簡単で、見た目も良くなります。

グラスへの注ぎ方

縁に塩をつけたグラスに、大きな氷を入れおきます。大きな氷は溶けにくいため、マルガリータを冷たく保つのに最適です。

氷を入れたグラスにシェイクしたマルガリータを注いだ後、薄切りにしたライムをいれます。

ライムの輪切りは、なぜかライムのくし形よりもきれいに見える気がするので不思議。というのはトム・メイシー氏。みなさんはくし形と輪切りきれいだと思う方でライムを切ってみてください。

以上がクラシック・マルガリータの作り方です。

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