春分の日って何?

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毎年春になると、暦の上では春分の日がやってきます。

いったい春分とは何でしょう?

春分という言葉は、「等しい(aequus)」と「夜(nox)」を意味する2つのラテン語から来ています。

地球では、年に2回(秋分・春分)、南半球と北半球の両方で昼と夜の長さがほぼ同じになり、それぞれ約12時間となります(実際には、日の出入りの定義や大気中の光の屈折によって昼の方が夜よりもわずかに長い)。

また、春分の日は、春の訪れも意味します。

以下に、なぜ春分があるのか、春分の日とは何かについて紹介します。

昼と夜が同じ長さになる理由

地球の季節が変わるのは、地球が太陽の周りを回るときに(公転面に対して)地軸がわずかに傾いているからです。

つまり、地球上の場所によって、日照時間の長さや直射日光が当たる時期は1年の間に変化します。

真夏の日照時間が最も長く、真冬の日照時間が最も短くなるのです。

そして、3月と9月の年2回、地球の傾きが太陽の公転軌道と一致し、地球が太陽に対してあたかも傾いていないように見える日訪れます。

昼と夜を分ける太陽と地球の影の線が真北と真南に走るのはこの春分(または秋分)の日だけ

この日、太陽は真東から昇り、真西に沈みます。赤道上では、太陽が正午に真上を通過します。

もし地球が傾いていなければ、太陽は常に赤道の真上にあるように見え、同じ地点で受ける太陽の光は年間を通して同じで、季節は存在しませんし、天文学上の春分もありません。

春分の日は地球の季節の移り変わりを告げる

この春分は季節の移り変わりと直接関係しています。

春分の日は3月で、北半球では春の始まりを、南半球では秋の始まりを告げます。

一方で、秋分の日は9月で、北半球では秋の始まり、南半球では春の始まりを意味するのです。

参照元:What is an Equinox?