宇宙・航空科学地球は太陽の周りを回るわけではない理由 太陽系のすべての惑星は、太陽の周りを公転している。 実はこれは厳密には正解ではありません。 太陽系の天体はすべて、太陽系全体の重心を回っており、太陽もまた、その共通重心の周りを回っているのからです。 以下に太陽についての興味深いお話を... 2024.11.19宇宙・航空科学
宇宙・航空科学地球はあなたの誕生日に再び同じ場所に戻ってくるのか? 地球は、公転軌道に沿って太陽の周りを1周するのに365日かかります。 ということは、地球は太陽の周りを回り続ける間に、毎年あなたの誕生日に全く同じ場所に戻ってくるということでしょうか? 残念ながら、宇宙の膨張にのって移動する銀河系、その... 2024.10.24宇宙・航空科学
宇宙・航空科学なぜ惑星の軌道は楕円形なのか? 太陽系の惑星は、太陽を中心に、きれいな円軌道を描いてまわっています。 実はこの円軌道、それほど単純な丸ではなく、現実には円を伸ばしたような楕円を描いています。 では、どうして円が伸びるのでしょうか? まず、完全な円軌道を描くには、軌道... 2024.10.10宇宙・航空科学
宇宙・航空科学宇宙空間が冷たい理由。熱い星がたくさんあるのになぜ-270℃? 宇宙には、太陽よりもはるかに大きく高温の星々が何十億個も存在しています。 それにもかかわらず、宇宙空間は信じられないほど冷たいのはなぜでしょうか? それは、宇宙には、惑星やその他の天体を除いて、熱の移動を促すような物質は存在しないからで... 2024.10.09 2024.10.10宇宙・航空科学
宇宙・航空科学なぜ飛行機にはパラシュートがないのか? みなさんは、民間旅客機にパラシュートがないことを不思議に思ったことはありませんか? すべての旅客機には酸素マスクと救命胴衣が装備されています。 これに、パラシュートがあれば、墜落時に命を救える可能性が上がるような気はしませんか? 残念... 2024.10.04宇宙・航空科学
宇宙・航空科学時空って何?分かりやすく教えて! よく「ブラックホールは時空をゆがませる」と耳にしますが、そもそも時空とは何なのでしょうか? 時空とは、縦、横、高さの3方向からなる広がり(3次元)に、時間を加えた四次元空間のこと では、なぜ物理学の世界では、時間と空間を一緒に考えるのかとい... 2024.09.12 2024.09.13宇宙・航空科学
宇宙・航空科学太陽にはどれくらいまで近づけるのか? 宇宙飛行士は極度の暑さや寒さから身を守れる特別な服を着ています。 しかし、これらの宇宙服は太陽の強烈な熱に耐えられるほど丈夫ではありません。 宇宙飛行士が太陽に近づきすぎると、燃え尽きてしまうのです。 それでも、太陽に近づくことができ... 2024.09.06 2024.09.07宇宙・航空科学
宇宙・航空科学ジェットエンジンってどうやって働くのか? みなさんは、ジェットエンジンの中がどうなっているのか、どう働くのか不思議に思ったことはありませんか? 実は、ジェットエンジンは、とても単純な原理を使用して航空機を動かしています。 それは、空気で満たされた風船がしぼみながら進むのと同じです。... 2024.09.06宇宙・航空科学
宇宙・航空科学ブラックホールが星を飲み多む瞬間はどうなっているのか? ここでは、大質量のブラックホールが星を飲み多む瞬間から125日間の様子を再現したシミュレーション動画を紹介。 2005年1月30日。NASAは初めて、星を引き裂くブラックホールを捉えることに成功。 天文学者たちは1億5000万光年の... 2024.07.20 2024.07.21宇宙・航空科学
宇宙・航空科学大気って何?地球の大気層とは 大気は、地球を取り囲む気体の保護層です。 地球がりんごほどの大きさだとすると、大気はりんごの皮ほどの厚さしかありません。 大気は窒素78%、酸素21%、その他のガス1%(アルゴンや二酸化炭素など)で構成されています。 ちなみに、火星や... 2024.07.02 2024.07.04宇宙・航空科学
宇宙・航空科学宇宙ではなぜすべての物が回っているのか? 宇宙では、あなたも私も、そして地球も太陽も、太陽系も銀河系全体もすべて回っています。 これは皆さんもご存知かもしれませんが、ではなぜ回るのでしょうか? 例えば、地球は自転軸を中心に時速1,673km、秒速約465m/sで回転しています。... 2024.05.29宇宙・航空科学
宇宙・航空科学地球はどのように回転しているのか? みなさんは、地球が自転していることはご存知でしょう。 実は、私たちはこの自転によって、汗もかかずに1秒間に1/2キロメートル近くの距離を進んでいます。それは毎秒340.29メートルにおよぶ音の速さよりも速いものです。 さらに私たちは、地... 2024.05.29宇宙・航空科学
宇宙・航空科学飛行機はどこまで高く飛べるか? 飛行機は、好きなだけ高く飛べるわけではありません。 通常、民間航空機は約10,000m前後の高度を飛行します。 実はこの高度は、飛行機が飛ぶために重要な役割を果たしているのです。 主に以下のような2つの理由があります。 2024.05.23 2024.05.31宇宙・航空科学
宇宙・航空科学飛行中に飛行機のドアを開けるとどうなる? 実は、高高度で飛行中に誰かが飛行機のドアを内側から開けることは不可能です。 これには、科学的な裏付けがあります。 というのも上空では、客室内は、外部の気圧より高く調整されており、ドアには物理的に大きな力がかかり、扉はびくともしないからで... 2024.05.15宇宙・航空科学
宇宙・航空科学飛行機で一番安全な席はどこか? タイム誌(TIME)が過去35年間に起きた17件の飛行機事故のデータを分析した結果、その統計結果が判明。 それは、前方より後方の席の方が生存率が高く、通路側よりも中央の席の方が衝撃を受けにくいというものでした。 おそらく飛行機で最も安全... 2024.05.13 2024.05.22宇宙・航空科学
宇宙・航空科学飛行機の機内食はヘッドホンをするとおいしくなる? 機内食がおいしく感じられないのは、上空での私たちの味覚が変化することに原因があります。 そして、それを解決する方法が「ヘッドホン」をすること。 不思議ですが、研究によって音が味覚に影響を与えることが分かったのです。 なんと飛行機の雑音... 2024.05.13宇宙・航空科学
宇宙・航空科学飛行機からトイレの排出物はそのまま落とされるのか? 飛行機のトイレを使ったときに、一体どこに流れていくのかと疑問に思ったことはありませんか? 「もしかして、空から放出するの?」と頭をよぎった人はご安心を。 飛行機での汚水処理はきちんと行われています。 消毒液とともに機内にある汚水タンク... 2024.05.12 2024.05.13宇宙・航空科学
宇宙・航空科学皆既日食は北半球の方がたくさん見られるのなぜ? もしあなたが皆既日食のホットスポットを探しているなら北の果てを目指すとよいでしょう。 皆既日食とは、地球と月と太陽が一直線に並ぶことで、地球からの見かけ上、太陽が月に完全に隠される現象 実は、北半球は、南半球の2倍の確率で皆既日食を見ること... 2024.05.08 2024.05.12宇宙・航空科学
宇宙・航空科学なぜブラックホールの近くでは時間の流れが遅くなるのか? 実はブラックホールの近では時間そのものが遅く流れています(アインシュタインの一般相対性理論)。 しかし、それは一体なぜなのでしょうか? 答えは「重力」に関係しています。 2024.04.18 2024.09.12宇宙・航空科学
宇宙・航空科学宇宙望遠鏡が地球に向いてもきれいに見えない? もしハッブル宇宙望遠鏡が地球に向いているとしたら、地球はどれほど鮮明に見えるのでしょうか? 実際には、想像に反して画像はぼやけ、解像度は悪くなります。 それは、一部の人がいうように、地球が明るすぎるからというわけではありません。 地球... 2024.04.15 2024.05.13宇宙・航空科学
宇宙・航空科学ソニックブーム(衝撃波音)はパイロットにも聞こえるのか? ソニックブームとは、音より速く移動するジェット機によって生まれる(衝撃波の)大音響。 あまりにも大きな騒音なので、地上にいる人は誰でも聞くことができますが、飛行機の中にいる人はどうでしょうか? 実は、超音速ジェット機のパイロットは、機内... 2024.03.29 2024.06.27宇宙・航空科学
宇宙・航空科学宇宙ではどうやって水を得ているのか? 国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士は、ペットボトルの水をケースで注文することはできません。 地球から水を持っていくのは法外なコストがかかるので、彼らは、汗や呼気の結露、さらには尿まで、ほとんどすべての水源から水を再利用しているので... 2024.03.24 2024.03.27宇宙・航空科学
キッズサイエンスなぜ飛行機からは星が見えないのか? 「飛行機の窓から星が見えない」ことにがっかりする人は少なくありません。 たしかに、飛行機からの「空中星空観測」の方が、より一層星がきれいに見えそうですが、実際に天体を見るのはとても難しいようです。 では、なぜこのようなことが起こるのでし... 2024.03.09キッズサイエンス宇宙・航空科学
キッズサイエンスなぜ火星ではなく「月」へ宇宙移民しないのか? 月は、地球に近く、地質学的にも似ているため、宇宙移民の魅力的なターゲットのはずです。 地球からわずか3日しか離れていないため、通信の遅れはほんの数秒程度。 また、月の表面の凍った水やレゴリスからは酸素が抽出できる可能性があり、コロニー(... 2024.02.27 2024.02.29キッズサイエンス宇宙・航空科学
キッズサイエンス地球最大級の望遠鏡で月面のアメリカ国旗を見ることは可能か? 世界最大級の天体望遠鏡で、ロケットの直径よりも大きな10m規模のレンズ(口径)でなら、月面のアメリカ国旗まで見れるような気がしませんか? NASAによるアポロの月面着陸の兆候を、高倍率の望遠鏡で探るなんてまさにロマンです。 しかし、その... 2024.02.01 2024.04.15キッズサイエンス宇宙・航空科学
キッズサイエンスなぜ金星と天王星は他の惑星とは違う回転をするのか? 皆さんは、金星と天王星は他の惑星と異なる回転をするって知っていますか? 太陽系の8つの惑星は、すべて太陽の周りを同じ方向に公転することはよく知られています。 しかし、自転の向きは同じではありません。 惑星の自転においては、一般的に「順行... 2024.01.30 2024.01.31キッズサイエンス宇宙・航空科学
宇宙・航空科学SF映画のテレポートを科学で解説! 映画を見ていると、瞬間移動(テレポート)の能力が使われるおもしろいシーンがあります。 この遠距離で行われる不気味なアクションは一体どのようなものなのでしょうか? たとえば、主人公とその仲間たちがパワーを使うとき、量子もつれと呼ばれる不思... 2023.11.17宇宙・航空科学
キッズサイエンス春分の日って何? 毎年春になると、暦の上では春分の日がやってきます。 いったい春分とは何でしょう? 春分という言葉は、「等しい(aequus)」と「夜(nox)」を意味する2つのラテン語から来ています。 地球では、年に2回(秋分・春分)、南半球と北半球の... 2023.10.10 2023.12.06キッズサイエンス宇宙・航空科学
宇宙・航空科学最大級の「ハッブル宇宙望遠鏡」宇宙から見る星は地球とは何が違うのか さて、みなさんは、人類が宇宙にも望遠鏡を置いているって知っていますか? 宇宙からでは、地球の望遠鏡から(宇宙を)見るのと何が違うのでしょうか? 残念ながら、地上から見る宇宙の世界には限界があります。 地球を覆う大気は星の光を散乱し、画... 2023.10.08 2024.04.15宇宙・航空科学
宇宙・航空科学~さそり座の神話をたどる~ 天の川の中心に位置するさそり座は南半球の星座ですが、(地軸の傾きによって)夏の間は北半球からも見ることができます。 北半球では、西のてんびん座と東のいて座に挟まれた、南の地平線に近い低い位置に見えます。 夏の間、特に7月の夕方に最もよく... 2023.10.08宇宙・航空科学