宇宙・航空科学

キッズサイエンス

扇風機が飛べない理由をドローンの仕組みから学ぼう

ドローンは、一般的に回転翼を利用して飛行します。 扇風機のように、プロペラを回転させながら、重力よりも大きな揚力を生みだしているのです。 これは、ヘリコプターが飛ぶ仕組みと同じですが、それでは、同じように回転翼をもつ扇風機がドローンのよ...
宇宙・航空科学

なぜ地球には土星のような環(わ)がないのか?

まず、土星の環(わ)は何でできているのかを考えてみましょう。 土星の環は、衛星や彗星などの破片(チリ)、氷の粒などである可能性があります。 1つ目は、衛星や彗星が、土星の近くを通るときに、土星の引力によってバラバラになり、そのまま環にな...
2023.07.21
宇宙・航空科学

飛行機が雷にうたれると何が起こるのか?

飛行機は、雷にうたれても、飛び続けることができます。 それは、主に飛行機の骨組みに使われている金属のおかげです。 雷とは、大量の電気の流れです。雷は、私たちが使う電力の100万倍にも及ぶ1億ボルトもの巨大なエネルギーを運んでいます。 ...
2024.05.12
キッズサイエンス

なぜ宇宙は黒く見えるのか?

宇宙空間はなぜ暗く、黒色に見えるのでしょうか? その主な理由は、宇宙が膨張しているためだと考えられています。 太陽は、たくさんの量の光を放つ巨大な星です。 しかし、太陽のような明るい光源をもつ恒星をはじめ、宇宙には数えきれないほど多く...
2024.11.28
キッズサイエンス

なぜ宇宙服はオレンジ色・白色なのか?

オレンジ色の宇宙服は、「アドバンスド・クルー・エスケープ・スーツ(俗名:パンプキン・スーツ)」と呼ばれるものです。 宇宙飛行士は、打ち上げと帰還(再突入)時にこのオレンジ色の宇宙服を、そして、船外活動用には白色を着用します。 そして、そ...
キッズサイエンス

ブラックホールが太陽系に侵入したらどうなる?

太陽と同等、またはそれ以上のブラックホールが太陽系に侵入した場合、私たちの地球が属する太陽系はどうなってしまうのでしょうか? 太陽系とは、太陽の引力によって太陽のまわりを公転している天体の集まりです。 第一に、ブラックホールの重力は、太...
2025.01.19
宇宙・航空科学

なぜ飛行機の窓には小さな穴が開いているの?

飛行機の窓にある小さな穴は、機内と外の気圧の差を調整し、結露を防ぐ役割があります。 小さな穴ですが、これは飛行機にとって最も重要な安全装備のひとつなのです。 みなさんは、飛行機が空高く上昇すればするほど、空気の量が減り、気圧が下がること...
2024.05.13
キッズサイエンス

飛行機の翼がグラグラとゆれる理由

通常、航空機が一定の速度と一定の高度で飛行している場合、上からと下から同じ量の力が機体を押しています(ニュートンの法則)。 つまり、飛行機にかかるすべての力の合計(正味の力)はゼロになります。 では、飛行機が大気密度の高い領域、たとえば...
2023.05.26
宇宙・航空科学

古くなった人工衛星はどうやって廃棄するの?

古くなり、役割を終えた人工衛星には、現段階で2つの選択肢があります。 「燃やす」か「飛ばす」かです。 ここでは、古くなった人工衛星は、一体どこへ行き、どうなるのかについてみていきましょう。 1957年、世界で初めて人工衛星が打ち上げら...
2023.04.20
宇宙・航空科学

もし太陽が燃えるのをやめたらどうなるのか?

もし太陽が燃えるのをやめてしまったら、私たちやこの地球はどうなってしまうのでしょうか? 地球から光は消え、一年後にはマイナス101度の氷の惑星となるでしょう。 実のところ、太陽には酸素はほとんどなく、正しくは「燃えている」わけではありま...
2025.01.19
宇宙・航空科学

光(光子)には影はできるか?

雲、木、鳥、テーブル、人、月など、光を遮ったり、影を落としたりするのが得意なものはたくさんあります。 しかし、光そのものはどうでしょうか? 光子(光の粒子)は影を落とすことができるのでしょうか? 一見すると、答えは「ノー」のようです。...
2023.07.01
宇宙・航空科学

もし銀河の中心に地球が移動するとどうなるか?

銀河系の中心はなぜ明るく輝いているのでしょうか? もし、私たちが中心に近づいたら、そこからの夜空はどのように見えるのでしょうか? そもそも私たちは、銀河の中心で生きていけるのでしょうか? 星が飛び交う壮大な景色を見たいなら、星雲の真ん...
宇宙・航空科学

火星に爆弾を落としたら人間が住める星になる説は正しいのか?

イーロン・マスク氏は、火星を爆発させようといいました。 実は、これには理由があり、火星を人が住みやすい星にしたいなら、極地に核爆弾を落とせばいいんだそうです。 つまり、火星を人間が生活できるようにする、あるいは、少なくとも人間が生活する...
宇宙・航空科学

月についての大きな4つの誤解

人類が夜空を見上げて以来、月の地球に対する力についてはさまざまな説がはびこり、私たちの想像力をかきたててきました。 なかには「運河がある」、「エイリアンがいる」説など今となっては誰も信じていないような説もあれば、いまだに多くの人が誤解して...
2023.04.20
宇宙・航空科学

冥王星は再び「惑星」に戻すべきか?

90年代には、ほとんどの人が太陽系の惑星を「水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)」と覚えていました。 ところが2006年になると、突然、冥王星がはずされてしまったのです。一体それはなぜでしょうか? 以下に、冥王星と呼ば...
宇宙・航空科学

なぜ宇宙では全てが浮かぶのか?

宇宙ステーションでは、人が逆さまになって浮かんでいたり、水がボールのような塊になって浮かんだり、ろうそくの炎が丸かったり、物事がとても奇妙に動くようです。 そしてこれらはすべて、無重力のおかげ。 しかし、宇宙ステーションは、地球からそれ...
キッズサイエンス

宇宙最大のナゾ「暗黒物質・ダークマター」って何?

みなさんは宙の最大のナゾが何か知っていますか? 私たちが見ることも触ることも検出することもできないもの「暗黒物質」です。 ダークマターとも呼ばれ、それが何であるか全く分からないからこそ最大の謎なのです。 一体、目には見えないはずの暗黒...
宇宙・航空科学

「宇宙・銀河・太陽系・地球・あなた」の大きさ比べ

宇宙や銀河、太陽系、地球などとあなたのサイズを実際の大きさを基準に比較してみましょう。分かりやすくイメージ化してみるととてもおもしろいことが分かりますよ。 みなさんは、宇宙の中で自分はどれほど小さいのだろうと疑問に思ったことはありませんか...
2025.01.19
宇宙・航空科学

ゴミを太陽に捨てに行くとどうなるか?

もし太陽にゴミを捨てに行くことができたら、大量のゴミを一瞬にして蒸発させることができます。 それなら地球規模でのゴミ問題は一気に解決しそうです。 では、なぜ人間はいまだにロケットを使ってゴミを太陽まで飛ばそうとしないのでしょうか? さ...
2023.01.26
宇宙・航空科学

太陽の内部構造・温度・加熱する仕組みについて

もし太陽にダイブしたら何が見え、どうなっているのかを探検シュミレーションで紹介。 研究がすすむにつれて、下記のような太陽の内部の構造や太陽が加熱する仕組み、温度などさまざまなことが分かってきました。 もし太陽に探査機を送ることができすべ...
2023.10.05
宇宙・航空科学

宇宙で決してやってはいけない4つのこと

宇宙飛行士には、地上では許されても、宇宙にいくと絶対にやってはいけないことが4つあります。 宇宙飛行士にとって、ミッションで過ごす数ヶ月の間、国際宇宙ステーションは「家」です。 しかし、そこは「仕事場」でもあります。 近くに病院も修理...
宇宙・航空科学

もし月が衛星をもっていたら

実は、月が自分の周りを回る月(衛星・以下よりサブムーンと記す)をもてる可能性はゼロではないようです。 しかし、理論的に実現できたとしても、それは長続きしないと考えられています。 以下にその理由をみていきましょう。 軌道についての基本的...
キッズサイエンス

月の満ち欠けはなぜ起こるのか?

夜空に浮かぶ月を見上げたら、日が経つにつれて、月の形が変わって見えることに気付くでしょう。 でも、実際には月の形は変わりません。 ただ月の見え方が変わるだけなのです。一体それはなぜなのでしょうか? 今回は、見せかけの月の形の変化につい...
2023.10.02
キッズサイエンス

月はどうやって生まれたのか?

地球と月が同じくらいの年齢って知っていますか? でも、その月がどこからきて、どのようにして形成されたかについては、多くの科学者にとってナゾのままでした。 しかし、アポロ16号が持ち帰った月の石によって少しずつ解明されてきたのです。 そ...
宇宙・航空科学

「冥王星」の表面を精巧にとらえたNASAの最新ビデオ

NASAが2006年に打ち上げた無人探査機「ニュー・ホライズンズ」は、48憶キロメートル以上も宇宙を旅した後、冥王星への接近に成功。ここでは、ニュー・ホライズンズから送られた冥王星の神秘的な映像を紹介します。多くの人々を感動させた映像です。
2023.01.22
宇宙・航空科学

地球の年齢の数え方とは

地球の誕生や、その後に起こったできごとを知るための重要な「鉱物」の存在について、また、マグマオーシャンと呼ばれる超高温の地球誕生初期への常識が覆された新発見について紹介します。 私たちは、地球誕生初期に生きているわけでもなく、これまで実際...
2023.01.21
宇宙・航空科学

もし地球が2倍の大きさになると何が起こるのか?

もし、地球の大きさが(密度は一定のまま)2倍になったら、地球はどう変わり、私たち人間や動植物はどうなってしまうのでしょうか? まず、地球が2倍の大きさになると、あなたの体重は2倍になります。それはまだ序の口で、人間や動植物の未来は大きく変...
宇宙・航空科学

無重力では脳はどうなる?

科学者たちは、重力が私たちの知覚に重要な役割を担っていることを発見しました。 重力は、脳が運動や感覚など周囲の世界を認知・処理する仕組みに深く関係し、驚くべき方法で相互作用しているようなのです。 私たちは、目では光を、耳では空気の振動を...
2024.05.24
宇宙・航空科学

「サメと渡り鳥」から学ぶエネルギー効率のよい飛行機の作り方

今回は、飛行機の燃費をよくするために、サメや渡り鳥からインスピレーションされた興味深い飛行技術について紹介します。 現代の民間旅客機は、工学の偉大な成果の一つでしょう。 考えてみてください。あなたは数百人もの人と、わずか数時間のうちに地...
2024.09.11
宇宙・航空科学

宇宙で植物は育てられるか?月で発芽した植物の結末とは

今回は、宇宙で植物を育てるという夢のような世界に少しずつ近づいていることを示す研究を紹介します。 私たちが宇宙へ移り住むためには、いくつかの大きなハードルを越えなければなりません。 その1つが、何を食べるかということです。 宇宙食でよ...
2024.02.27
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