しし座の見つけ方

しし座の見つけ方星座

しし座は、1等星や2等星の輝く星をもつため、夜空で見つけやすい春の星座です。星座の名前通りに天体の配置が似ている数少ない星座のひとつでもあります。

しし座は、黄道帯にある星座なので、太陽・月・惑星がこの星座を通過します。

この星座には銀河も見えます。

以下に、しし座をつくる星の並びや星座の見つけ方についてみていきましょう。

手がかりは、クエスチョンマークを逆にした星の並びと三角形です。北斗七星からも探すことができるので以下を参考にしてください。

しし座の見つけ方

しし座について

しし座についての最古の記録は古代メソポタミアまで遡ります。

北半球ではの代表的な星座として知られ、3月下旬から6月頃まで見られます。南半球では南緯65度線まで見ることができます。

しし座は、ライオンの心臓部にある1等星のレグルス、尾の先にある2等星のデネボラ、同じく2等星のアルギエバが首元にあるように、夜空に光輝く星をもつ見つけやすい星座です。

黄道12星座のひとつ しし座

水色の線が黄道で、しし座は、天球上の太陽の通り道である黄道に沿って並んでいる12の「黄道12星座」のひとつです。

探し方はいくつかありますが、まず空でクエスチョンマークを左右逆にしたようなカーブ(下の黄緑の線)を探してください。

しし座の見つけ方

星座とは、点と点を結ぶ星だけではないことを覚えておいてください。

この黒い枠の中にある星はすべて、しし座の一部と考えられています。

しし座 Leo

ただし、星座がどこにあるのかを特定するために、私たちは分かりやすい図形、しし座の場合はライオンの形を利用しているのです。

しし座を見つける2つの手がかり

さて、しし座を見つける練習をしてみましょう。

しし座を見つけよう

逆向きのクエスチョンマーク、あるいは鎌のような星の並びが見えますか?、最も明るい星、1等星はレグルス(Regulus)です。

しし座の見つけ方②

そしてデネボラはライオンの尾にある2等星です。

ライオンの後方にある明るい星でつながった三角形の腰部分も分かりますか?。

逆向きのクエスチョンマークと三角形の2つが目印になります。

北斗七星からしし座を探す方法

北斗七星からしし座を探す方法

これはおおぐま座の北斗七星を中心にした星のならびで、これを使ってしし座を見つけることもできます。

北斗七星を見つけることができれば、ひしゃくの付け根にある2つの星つなげて、それを伸ばすとしし座の心臓部のレグルスを指すことができます。

北斗七星は、空で見つけやすいのでとても重要な手がかりになります。

春の大三角形からしし座を探す方法

春の大三角形

獅子座のもう一つの特徴は、春の大三角形の一部であることです。

春に南東の夜空を見上げてください。

しし座の尾にあるデネボラは、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカとともに春の星座探しの手がかりになります。

実際に夜空で、しし座(Leo)の上には北斗七星を一部に持つおおぐま座(Ursa Major)、隣にはかに座(Cancer)、近くにはふたご座(Gemini)、こいぬ座(Canis Minor) 、おうし座(Taurus)、オリオン座(Orion)おおいぬ座(Canis Major)もあるのでぜひ見つけてみてください。

しし座の見える夜空

しし座の探し方については、以下の動画で見ることができます。

How to find Leo the Lion Zodiac Constellation
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