オリンピック選手に学ぶクロールのプルを改善する練習方法

クロールのプルを改善する練習水泳教室

オリンピック選手ジョアン・デルーカ氏によるクロールのプルの動きを力強く改善するためのストロークの伸びの練習方法「シングルアームエクステンション」について動画を合わせて紹介します。

自分のストロークを磨くためにまずすべきことは、リーチ(前方への伸び)を意識することであるといいます。

米国のオリンピック選手Glenn Millsらによって設立された「GoSwim」は、世界一流のスイマーやコーチが練習方法を、すべてのスイマーができるようにテクニックや細かいポイントなどのコンテンツを制作しています。

もし、クロール100メートルを41秒で、また、200メートルを1分31秒で泳ぎたいなら、よりアグレッシブに泳ぐ必要があります。しかし、ここでいうアグレッシブの意味は、ストロークを短くすることではありません。

全米大学体育協会(NCAA)、パンアメリカン競技大会(Pan American Games)のチャンピオンであり、ブラジル代表オリンピック選手でもあるジョアン・デルーカ(Joao de Lucca)氏は、自分のストロークを磨くためにまずすべきことは、リーチ(前方への伸び)を意識することであるといいます。

プルの改善のための練習方法

まず、片腕だけで2回連続してストロークしたら、反対の腕でも2回連続してストローク、これを左右交互に切り替えます。

この時、伸ばした腕をまっすぐ前方に押し出すことを意識します。

練習の効果

この練習での腕を前方に押すという単純な動きは、体の傾きを助け、プルを力強くします。

プルの改善は、腕を前方にしっかりと伸ばすことを意識することで得られます。プルにばかり意識を集中して泳いでしまうと、この前方への伸びがおろそかになる恐れがあるので注意してください。

この前方への伸びは、オリンピックのアスリートが指摘する重要なキーのひとつです。

プルの改善のための練習方法を動画で見る

オリンピック代表選手ジョアン・デルーカ氏による練習メニューを実際に動画で確認してみてください。

Freestyle – Single Arm Extension with Joao de Lucca