つまようじとお皿があれば簡単にできる手品ですが、水の表面張力の仕組みも学ぶことができるのでおすすめです。
では、つまようじに水をゆっくりとそそぐとみるみるうちに星の形に変化していく楽しいテーブルトリックのやり方を以下に紹介します。
親子でのふれあいの時間やパーティーの出し物、ちょっとしたひまつぶしなどにもぜひやってみてください。
つまようじの星の作り方
用意する物は、つまようじ5本、ストロー1本、水、皿だけです。
まず、5本のつまようじを半分に折ります。
お皿の中央に、折り曲げた角を中心に向けて5本のつまようじを並べます。
次に、ストローで水をすくいあげます。
コップの水にストローを入れ、指で上を押さえたままストローを水から出します。
ここでは、ストローの水が中で止まって落ちないという不思議な体験ができます。
ストローの下側の空気と接した面に働く「水の表面張力(水分子がお互いにひっぱりあう力)」
と
「ストロー内部の空気圧と大気圧の差(空気の重さが下から水を押し上げる力 - ストロー内部の水より上側の空気圧)」
を合わせた力が水の重さよりも大きくなるため、水はストロー内で止まったまま落ちません。ちなみに、ストローが太すぎると、表面張力は保てなくなります。
指を離すと、ストローの水が落ちる原理を利用して、水を星の真ん中に注ぎます。
すると、みるみるうちにつまようじが膨らんで星の形の完成。