クロールで正しい姿勢をキープする練習方法

水泳教室

「フロントバランス」と呼ばれる初心者向けの練習方法を分かりやすく紹介します。ストロークなしのバタ足だけでボディーバランスを適切な位置にキープして泳ぐ練習のやり方やポイントです。

米国のオリンピック選手Glenn Millsらによって設立された「GoSwim」は、世界一流のスイマーやコーチが練習方法を、すべてのスイマーができるようにテクニックや細かいポイントなどのコンテンツを制作しています。

クロールの時に正しい姿勢(後頭部、首肩、お腹、お尻、足のかかとのラインが水面付近で水平に一直線になる)を維持することは、そのまま推進力の向上につながります。

ここでいうフロントバランスとは、泳ぐ時に、頭と首、おなか、お尻を正しい位置にするための初心者向けの練習ですが、上級者がクロールの姿勢を見直すよい機会にもなる練習です。

クロールの姿勢のための練習方法

まず、うつ伏せでプールに浮いた姿勢で、手は体の横に置いたまま、頭を下げて、プールの底を見るように、穏やかなバタ足で進みます。

ボディーラインを水平にキープするために、胸を押し下げて、お尻を高い位置に維持することを意識します。

息継ぎをする時は、頭を起こし、水面から顔を出して正面で行います。そして、息継ぎをした後は、すぐに頭を下げます。

ポイントは、体の幅から飛び出ない程度の緩やかなバタ足(バタ足の上下幅をできるだけ小さくする)で進むことです。

上下に激しく動かすバタ足は、足の力でお尻を浮かせているだけで、実際に正しいボディーバランスを考えないままに行うと、良い姿勢を得ることはできません。

Freestyle – Beginner – Head Lead Front Balance