みなさんは、果物でも電気を作ることができるってご存知でしょうか?
ここでは、モーターや電池は使わずに、創造的なアイデアで、身近なものから家庭で電気を作る方法を紹介します。
今回使うのはなんとレモン。レモンで1ボルト弱の電気を生み出すことができます。
さっそく以下にレモンで電気を作る方法を紹介します。
電気の作り方
1本の導線の先に(亜鉛メッキが施された)くぎ、または、ペーパークリップを巻き付けます。
もう一本の導線の先には、銅メッキが施されたクギを巻き付けます。
200ccの水を入れたコップに、塩大さじ1杯、レモン汁(1/2個分を絞る)を入れてよく混ぜます。
できたレモン液に2本のくぎを互いに触れないように入れると電球などを光らせることができます。
なぜレモンで電気が作れるのか?
レモンのように、銅(+)と亜鉛(-)の間をつなぎ、電流の流れる道(回路)を作る液を電解液といいます。
これは、レモンの果汁にイオン(電気を帯びた原子)が含まれているからで、このイオンのおかげで、-から+に向けて電子が移動することができるのです。
他にも、電圧の大きさは異なりますが、グレープフルーツやリンゴなどの果物、きゅうりや玉ねぎなどの野菜、酢などもそれぞれ電解液になります。
作り方は、こちらの動画で詳しく紹介されています。
How to generate free energy | Simple Tips