未開封の米袋のなかに、なぜか虫が。コクゾウムシです。
彼らは、一体どうやってそこにたどりついたのでしょうか。
コクゾウムシは米粒よりも小さく、8か月ほどもあればあなたの貴重なお米にウヨウヨと。
コクゾウムシは死んだふりも得意。危険を察知するとひっくり返って動かなくなることも。
以下にコクゾウムシがなぜ密閉袋の中にいるのかについて、彼らの生態や繁殖方法をもとに紹介します。
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コクゾウムシとは
どうやらお米が好きなのは、私たちだけではないようです。
彼らは、ゾウの花のように長い口吻(こうふん)は、生の米粒を突き刺すのに十分な強さがあります。
そして、鋭い口吻の先端で、硬い穀物を切り裂いてガツガツ食べます。
なんと、危険だと感じたら、死んだふりまでします。
繁殖方法
メスは、口吻を使って器用に米に穴を掘り、
向きを変えてその穴に卵を産みます。
しかし、ときには卵が穴にちゃんと入らないこともあり、そうなると米に覆われなかった卵は死んでしまいます。
米の中に産み付けられた卵は、そこで孵化し、それは幼虫に成長します。
卵
幼虫
蛹(さなぎ)
コクゾウムシの赤ちゃんは周囲の米をむさぼり食い、 約30日後には完全に成長し、そこには空洞になった米の殻だけが残されます。
コクゾウムシはどこから来たのか?
コクゾウムシの母親は、田んぼの米の中、または、貯蔵されている米粒に卵を産みます。
それがあなたの米袋の中にいきつくのです。
近年では、科学者たちは感度の高いマイクを使用して、幼虫が噛む音を拾い、隠れている場所を見つける技術も開発しています。
この聴取技術は、将来、農薬の散布を減らすことにつながる可能性があります。
コクゾウムシは、寒さや必要な水分のない場所では繁殖しません。
そのため、貴重な貯蔵品は密閉容器に入れて涼しく乾燥した場所に保管するとよいでしょう。