動物・植物・生き物

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キツネはペットにできるのか?

尖った小さな耳とボタンのような鼻が愛らしいキツネ。ふわふわの毛皮はついなでたくなります。 1950年代、ロシアの遺伝学者ドミトリー・カベ・エリアフ(Dmitry K. Balyaev)と彼の同僚は、これらの動物がどのように家畜化されるかを...
2024.11.18
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この「卵」は自然界最大級の詐欺師

カッコウが他の巣に卵を産み、巣の持ち主の親鳥に子育てをたくす。 このよく知られる「托卵(たくらん)」と呼ばれる行為ですが、おそらくそれが実際にどのように行われるかを見ると驚かれるでしょう。 特に、 カッコウが、卵を巣の持ち主、ヨー...
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イモムシの足はフェイクだった

今までイモムシは口で呼吸していると思っていたのですが、調べてみるとそれは間違いでした。 イモムシを横から見ると並んだ点、穴が見えます。これらは気門と呼ばれます。 このイモムシは、側面に並んだ16個の穴、つまり「気門」から呼吸します。 ちな...
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コオロギとバッタは何が違うのか?

コオロギとバッタ、キリギリス。それぞれに見た目は似ていますが、何が違うのでしょうか? まず、コオロギとバッタは、鳴き声が違います。 コオロギは高い音で鳴きますが、バッタはジジジといった低い音。キリギリスは、ジーっと大きな音を立てます。 ...
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昔、カエルは妊娠検査薬の代わりだった

みなさんは、昔の女性が妊娠しているかどうかをカエルを使って調べていたことをご存知でしょうか? カエルは、1930年から1960年までの最も一般的な妊娠検査法だったのです。 検査のやり方は簡単なもので、女性の尿をアフリカツメガエルと呼ばれ...
2024.11.15
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唯一の陸上甲殻類「ダンゴムシ」の知られざる生態

2対の触角をもち、ボール状に丸まるというユニークな動きで知られる虫「ダンゴムシ」。 虫といっても、ダンゴムシは昆虫ではないってご存知でしょうか? 昆虫には、6本の足があります。 一方で、ダンゴムシは片側に7本ずつあるので14本。これは...
2024.11.06
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実はヒトデの腕は5本ではない?

ヒトデの腕は5本ではありません。 たしかにほとんどが5本ですが、6本腕、9本腕、10本腕、なかには南極のヒトデ(Antarctic sun starfish)のように、50本以上の腕をもつ種もいます。 ヒトデは、種によって腕の数が異...
2024.11.07
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カタツムリの殻の中身はどうなっているのか?

殻がないとカタツムリはどんな姿をしているでしょうか。 ナメクジに似ていると思っていましたが、どうやら違うようです。 上の写真を見てください。殻の下にはくるくると曲線を描いた部位があります。 以下に、カタツムリの体の仕組みについて、呼吸...
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ホタテ貝には「目」が200個あるって知っていますか?

ホタテ貝は目が見えない貝類だ。 実はそれは違います。ホタテ貝には、目があります。しかも最大で200にもおよぶたくさんの青い目が。 さらに、研究が進むにつれて、ホタテ貝の目は光に反応して瞳孔を開いたり閉じたりすることで眼内に入る光の量を調...
2024.11.07
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ウニはどうやって動くのか

ウニは、海底をただじっとしているわけではありません。 みなさんの想像以上に動き回っています。 ではどうやってウニは移動しているのでしょうか? その秘密は、トゲの間をゆらゆらしている細い管にあります。 以下に、ウニの移動方法や食事の仕...
2024.11.07
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100倍サイズに膨れ上がるダニ

みなさんは、ダニのなかに、自分の体重の100倍もの血液を数週間にわたって吸う種がいることをご存知でしょうか? しかし、動物の体は、血液を止めたり、傷ついた組織を修復しようとする力があります。 その力に対抗しながら、ダニは、どうやってそれ...
2024.11.01
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チーターを追い越せるほど足の速い動物はいるのか?

チーターが、地球上で最も足の速い陸上動物であることはよく知られています。 実際に、野生のチーターは時速110kmを超えるといわれています。 これは、高速道路を走っていると、チーターが通り過ぎるのを見るようなものです。 しかし、チーター...
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猫なのに潜水が得意で漁もする!スナドリネコとは?

猫は、基本的に水を嫌う動物です。 しかし、南アジアの湿地帯には、私たちの期待を裏切る猫がいます。 魚を専門とする世界で唯一のネコ科動物「スナドリネコ(漁り猫)」。 「Fishing Cat」の英名をもち、その名の通り、漁をする猫で知ら...
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世界最小のネコ「サビイロネコ」

子猫のように見えるかもしれませんが、これは、インドやスリランカに生息する世界最小のネコ科動物。 灰色の体に赤さびのまだら模様がある「サビイロネコ(Rusty spotted Cat)」です。 大きさが手のひらに収まるほどですが、これがほぼ完...
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世界一不機嫌な猫「マヌルネコ」

モンゴルやチベットの山地に生息するずんぐりむっくりのマヌルネコ。 ネコ科の中で一番毛が長く、毛が密集しているふわふわの野生のネコです。 そして、世界中のどのネコよりも脚が短いネコ。 短い脚はメリットでもあります。重心が低く、耳も丸いため、忍...
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ウツボとタコに待ち伏せされるカニの運命とは

ウツボ (チェーンリンクモレイ)はカニ狩りのスペシャリスト。 ウツボから逃げようと水を避けて岩から岩へ飛び移るカニ、必死に走って逃げ切ったように見えますが、 なんと水中から出たウツボは、裏をかいて岩の合間をヘビのようにスルスル抜けて待ち伏せ...
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砂の芸術作品をつくる海の生き物「フグ」

この砂の芸術を作ったのは誰だと思いますか? 日本のフグです。 日本のフグのオスは、交尾相手の気を引くために、精巧な砂の彫刻を作ります。 そして、その芸術作品が傑作かどうかを決めるのはメス。 さて、一匹のメスが、傑作を狙ってやってきました...
2024.10.31
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ヤドカリが背の順に並んで新しい家(貝殻)を交換しあう姿がおもしろい!

ヤドカリは、脱皮をして成長するに伴って、身につける貝殻を頻繁に変える必要があります。 その様子を探るために、ヤドカリの貝殻にカメラをつけて生態調査開始! 彼らは、どのようにして新しい家を見つけ、引越ししているのでしょうか? 以下に、ヤドカリ...
2024.10.03
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ひまわりはなぜ太陽を追いかけるのか?

若いヒマワリは、朝、東を向いて太陽を待ち、太陽が空を横切って移動するのを追うように、夕方には西に向きを変えます。 このようにヒマワリが太陽を追いかけるのは、植物内部の体内時計によってコントロールされているからで、つぼみや若い花といった成長...
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渡り鳥はいつ、どのように眠っているのか?

この鳥は、オスがメスに求愛するときに真っ赤な喉を膨らませることで知られる「グンカンドリ」。 彼らは、大気の流れを利用して、ほぼ羽ばたかない省エネ飛行で、数ヵ月も昼夜を問わず飛び続けることができます。 グンカンドリだけでなく、アマツバ...
2024.09.12
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動物は笑うことがあるのか?

私たち人間は、小さな赤ちゃんでも笑います。 では、動物は笑うことがあるでしょうか? 実は、研究がすすむにつれて、一部の動物は、人間のように笑うと考えられるようになりました。 現在笑うことが確認されているのは、人間に近い類人猿とラット(...
2024.09.06
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サメは本当に人間を食べたいのか?

もしチャンスがあれば、ほとんどのサメは人を食べようとすると思いますか? これについてサメの研究をしているダニー・ワシントンさんは、次のように言います。 サメは、獲物を感知する能力が高く、好奇心が強いため、「試しに噛む」習性があります。ゆえ...
2024.10.31
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どうやったら毒キノコかどうかを見分けられるのか?

ザンビアに住むこの弾性は、世界最大級のキノコを発見しました。しかも毒はありません。 そもそも毒キノコかどうかを、どうやったら見分けられるのでしょうか? 残念ながら、キノコの専門家は、毒キノコと食べられるキノコを見分けることはとても難...
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アクアリウムを古い桶で再現!誰でもできるミニ池の作り方

古い桶を使って、手に入りやすい材料で簡単に作れるミニチュアサイズの池を作る方法を紹介します。 魚を育てるための手入れのしやすい小さな池で、できる限りメンテナンスをしなくてもよいように考えられています。 透明の水槽だとアクアリウムといわれ...
2024.08.29
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ミーアキャットがカメラマンの頭の上で

立ち姿が有名なミーアキャット、しかし、その立っている位置はなんとカメラマンの頭の上。 これは、地球上で最も過酷な場所のひとつ、カラハリ砂漠で観察された野生のミーアキャット。 干ばつに見舞われ、食料が不足するなか、カメラマンが生後5週間の...
2024.08.20
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赤ちゃんモモンガの初飛行動画

世界一かわいいと話題となったモモンガの初飛行。 ここでは、兄弟のモモンガが生まれてはじめて木から飛び立つ姿につい顔がほころんでしまうような動画を紹介します。 1匹が勇敢に飛び立つ一方で、2匹目はただ見ているだけ。どうやら飛ぶのは明日にし...
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キツネは地球の磁場を利用して見えない獲物を狩ってるって知っていますか?

キツネは、1メートル下の雪深く埋もれた野ネズミを、敏感な聴覚と地球の磁場を感知する能力を利用してピンポイントで捕らえられます。 以前、犬が地球の磁場を感じ取り、体の向きを南北の軸に沿わせて排泄する話を紹介したのを覚えていますか? 実は、...
2024.08.05
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垂直なダムを登るヤギ。その目的は?

イタリアでのまさに手に汗を握る壮観な光景です。 垂直なダムの絶壁を、無謀にもヤギの親子が重力に逆らって昇り始めました。 どう考えても正気の沙汰とは思えない行動ですが、ヤギには、どうやらそうせざるを得ない理由があるようです。
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なぜ四つ葉のクローバーは珍しいのか?

なぜ四つ葉のクローバーを見つけるのは難しいのでしょうか? クローバーは、99.99%の割合で3枚葉です。 2017年の調査で、約5,000個に1個が四つ葉のクローバーだと示されました。 これほど低い確率なら、四つ葉のクローバーが幸運の...
2024.07.29
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キウイの成長動画・224日間分を早送りで見よう!

キウイを種から育て、224日間分を映像として記録した貴重な動画です。 夏休みの自由研究をはじめ、これからキウイを育てたい人にとっても役立つ動画となっています。 種を植えてから果実を収穫できるまでに育つには、3年以上かかりますが、白くてか...
2024.08.20
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