虫メガネを太陽光の通り道に置くと、下に置いた紙が燃え始めます。
その理由は、虫メガネが、凸レンズだからです。
凸レンズの仕組みは、真ん中が厚く、端にいくほど薄くなっています。
この凸レンズの形状が、平行に入ってきた太陽光線を内側に屈折させて、ある一点に集中(収束)させるのです。
以下に、虫メガネがどうやって紙を燃やしているのかを見ていきましょう。
凸レンズは光を集める
太陽から放たれる放射エネルギー(太陽放射)は、主に、赤外線や紫外線などの電磁波からなります。
この太陽光線(熱放射)は、物の分子を激しく振動させ、熱を発生させます。
光線が一点に集まると、その点での太陽光の濃度が高まり、紙の温度を上昇させます。
この熱が火を起こし、やがて紙を燃やすのです。
一方で、凹レンズは入った光を外側に曲げるので発散レンズと呼ばれ、紙を燃やすことはできません。