もし、雨がずっと振り続けて止まなければどうなってしまうのか?

もし、雨がずっと振り続けて止まなければどうなってしまうのか?身近なふしぎ

梅雨、秋雨、春雨。

日本では、昔から季節の移り変わりとともに、長雨が振り続きます。

想像すると少し恐いような気はしますが、仮にこの長雨が、やむことなく1ヶ月以上にわたって振り続けたらどうなると思いますか?

記憶に新しいところでは、2017年8月に、東京で21日間連続で雨が記録されました。

仙台でも36日間もの間、雨が降り続き、過去最長記録が更新されました。

ここでは、もし、雨がやまなかったら実際に何が起こるのかをシミュレーションした興味深い動画をもとに、植物や地球の酸素量、私たちの健康被害に与える影響を中心に分かりやすく紹介します。

雨が降りやまないことによる影響

仮に、1ヶ月以上にわたって、排水機能を上回るほどの雨が降り続いた場合、街には水があふれ、学校や病院は浸水し、都市機能はマヒしていきます。

長雨は、社会に混乱を引き起こし、私たちは、どこに逃げたらよいのかすら分からなくなるでしょう。

人々は、雨がやむように天気をコントロールできたらと、願うかもしれませんが、それが不可能なのは誰もが知るところです。

そして、この終わりなき雨には、恐ろしい結末が待ち構えているのです。

植物の減少による影響

まず、大豪雨は、世界中の植物や作物、樹木に悪影響を及ぼします。

これらの植物が被害を受けると、私たちの食糧供給だけでなく、呼吸に必要な酸素量に至るまですべてに影響が出始めます。

地球の酸素量の減少

周知のとおり、植物は二酸化炭素(CO2)を吸収し、光合成と呼ばれるプロセスによって、それを呼吸に最適な酸素(O2)に変換します。

地球の酸素の約30%は、陸生植物の光合成によって生産されています。

しかし、土壌が水で浸水し、太陽の光が雲によって遮断されると、植物は光合成に必要な栄養素が得られなくなます。これは植物の死を意味し、それによって、大気中には、より多くのCO2が残されて、酸素量は減少していきます。

海で地球の50%以上の酸素を供給しているといわれる植物プランクトンも同様に、海洋への太陽光不足によって、死んでいくでしょう。

食糧危機(しょくりょうきき)

植物が少なくなることは、食糧の減少を意味します。

作物や家畜の多くは、大雨にうまく適応できないので、食糧となる資源が著しく不足していきます。

身近な被害

激しい雨によって、湖や川の水はあふれていき、雨水が流れ込んだ下水は逆流して道路を汚染水で冠水させていきます。

これらの水に含まれる汚染物質は、下水汚物から重金属まで幅広くあり、海洋生物を害し、飲料水を汚染します。

さらに、洪水による蚊の大量発生もしやすくなります。浸水した家で、間違いなく繁殖するカビの存在も忘れてはなりません。

それでは、私たちの母なる地球は、この雨にどのように対応するのでしょうか?状況は、地球にとってもあまりよくないようです。

自然災害による影響

激しい豪雨は、世界中に、致命的で恐ろしい地すべりを引き起こします。

地すべりは、岩石を降らし、土砂崩れを起こして、道路を遮断し、通信にも悪影響を与えます。電力線を断つことさえあるでしょう。

しかし、これらの被害は、一般的な地すべりの影響に過ぎず、文字通り雨がやまなくなると、それだけでは終わりません。

おそらく、被害がどれほど悪化するかを想像できる人はいないかもしれませんが、降雨による土壌の侵食は、断層付近にある地下の岩盤を緩め、地震に寄与することも分かっています。

最後に

さて、これはただの仮説的な状況かもしれませんが、実際に豪雨を引き起こし、気象パターンの変化の悪化が現実的な問題とならないためにも、私たち一人ひとりがより注視していかなければならないときなのかもしれません。

参照元:What If It Never Stopped Raining?

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