小さくなったクレヨンをリサイクルする方法

2021年4月20日

皆さんは、短くなったクレヨンをどうされますか?

小さくなったクレヨンは、持つのも大変だし使いにくくなってしまいます。

そろそろ捨てようかなと思うけど、もったいないような気もする。

そこで、私にいいアイデアがあります。

古いクレヨンを捨てる代わりにリサイクルしてみてはどうでしょうか?

リサイクルとは、普段はゴミ箱に捨ててしまうものを新しいものに変えることで、地球を助けるシンプルな方法のひとつ。

今回は、小さくなったり、折れたりしたクレヨンを使って、新しいクレヨンを作る方法を紹介します。

これなら芸術作品を作りながら「物質が熱を加えると固体、液体に変わる」科学の実験もできるので、科学の重要な概念に興味を持つきっかけになるかもしれません。

型を変えると、大きなクレヨンやクマの形のクレヨンなどオリジナリティの高いクレヨンも作ることができます。友達へのプレゼントやイベントの景品にも最適です。

ハート型で作ってバレンタインデーに贈ったり、ハロウィーンにお菓子の代わりに配ったりしても楽しいでしょう。

地球を助けるためにできる簡単な方法「古いクレヨンをリサイクル」

私たちの家から出た後のゴミがどうなるかを考えると、リサイクルは地球を助ける良い方法です。

ゴミとして捨てるものの多くは集められて「埋立地」や「ゴミ捨て場」と呼ばれる場所で終わります。

埋立地に運ばれたゴミの一部は、土の中に住むミミズのような生き物や微生物に食べられて、しばらくすると分解されます。

リンゴの芯のような生ゴミは、通常、数ヶ月で分解され、土の一部になります。

しかし、レジ袋は分解されるまでには10年から20年、発泡スチロール製のカップなどは何百年もかかり、たとえ焼却処理されたとしても有害なガスがでます。

ゴミのなかにはガラスのように、まったく分解されないものもあります。これらは小さくなることはあっても、微生物に食べられることはなく、基本的には永遠にそこに留まることになります。

つまり、ゴミの山はどんどん大きくなっていくのです。

そこで出てくる問題は、ゴミ処理場のスペースが限られていること。

埋立地がいっぱいになったら、新しい埋立地を作らなければなりません。

しかし、新しい埋め立て地を作ると、動物や植物がすでに住んでいる場所を占拠してしまうことがあります。

これは自然に生育する動物や植物にとって良いことではありません。

そこで役立つのがリサイクルです。

古いクレヨンをリサイクルする方法

紙、プラスチック、金属、缶などの多くのゴミは、リサイクルによって人々が再び使用できる新しいものに生まれ変わります。

そうすれば、ゴミ箱に入れずに済むのです。

そこで、今回は、小さくなったり折れたりしたクレヨンの破片をリサイクルする方法を紹介します。

古いクレヨンを新しいクレヨンに変えて、ゴミ処理場に持ち込まない方法です。

新しいクレヨンの作り方

必要な材料は、古いクレヨンと、新しいクレヨンを成形するためのオーブン用の耐熱型です。

オーブンでの使用が可能な焼き型が無い場合は、アルミホイルで型を作ってもいいでしょう。

100円ショップなどにもあるシリコン製の焼き型なら、できたクレヨンを取り出すのが簡単で、形(ハート形、ロボット形、宝石形、ブロック形など)も豊富なのでおすすめです。

作り方

まず最初に、クレヨンの周りにある紙を剥がします。

そして、クレヨンを型に入れていきます。型に入らないときは、小さく切ってください。

このとき、焼き型の一部屋には、同じ色のものを入れるだけでなく、二色や三色を混ぜてマーブル模様のクレヨンを作ってもよいでしょう。

そして、クレヨンを入れた焼き型を80度に温めたオーブンに入れて、約10分ほど焼きます。

液体、固体、気体という物質の状態について学ぼう

待っている間に、あなたに質問です。

クレヨンを加熱すると、何が起こると思いますか。

ヒントを出しますね。温かくなると氷はどうなるかをイメージしてみましょう。

そう、溶けます。溶けると形が変わります。

氷の場合、私たちが手で持てるような固い氷から、コップに入れやすい液体の水になります。

手の中の氷も、コップの中の水も、見た目が違うだけで同じものからできています。

それぞれの物質の状態は、熱を加えたり、奪ったりすることで他の状態に変化します。

この変化の概念は、この工作にも応用できるんですね。

液体と固体の違いについては、「液体にも固体にもなる不思議な「ウーブレック」の作り方」や「なぜ氷の上は滑りやすいのか」を参照ください。

固体から液体に変化

さて、クレヨンの原料であるワックス(固体)も、温める(熱を加える)と溶けてしまいます(液体)。

だからこそ、クレヨンの破片は、液体になったときにコップの役割をする型に入れておくのです。

しかし、氷とクレヨンの間には1つの大きな違いがあります。

ワックスを溶かすには、氷を溶かすよりもはるかに多くの熱が必要なのです。

これは良いことです。そうでなければ、クレヨンは手の中で溶けてしまいますからね。

さて、8分が経ちました。

型に入れた時と同じ色のままですが、加熱する前とは明らかに違い水っぽいですね。

これを冷やしてみるとどうなるでしょう。

液体から固体に変化

冷めるのを待っている間に、何が起こるかを予想してみましょう。

溶けた氷から水を取り出して、冷凍庫に戻すとどうなるでしょうか。

そうです。氷に戻ります。

同じことがクレヨンにも起こると思いますか?

そうです。クレヨンの原材料であるワックスも冷めたらまた固くなるので、加熱前のクレヨンと同じ感触になり、再び塗り絵を楽しめるように生まれ変わります。

古いクレヨンのリサイクルを通して

うまくリサイクルできましたね。

ゴミを埋め立てないで済んだだけでなく、科学の勉強にもなりました。

古いクレヨンのリサイクルでは、芸術作品を作りながら実験を通じて、物質の状態の変化という科学の重要な概念に触れることができるという素晴らしい体験ができます。

気温の高い晴れた日なら、古い瓶の中央に芯を置いて、その周囲をクレヨンでうずめて、アルミホイルを敷いた屋外に置き、ソーラークレヨンキャンドル作り(太陽光でクレヨンを溶かす)に挑戦してみるのも楽しそうですね。

ぜひ家でもやってみてください。