マクドナルドのフライドポテトを化学調味料なしで再現した秘宝級レシピです。
以下に、マクドナルドの工場見学で学んだことを応用して、マックフライポテトの味や食感を再現した作り方を紹介します。
残念ながら、マクドナルドのフライドポテトには、多くの化学物質や材料が使われています。
それがやみつきポテトの中毒性の元になっているわけですが、実は、それらを抜きにしてオリジナルなフライドポテト以上のおいしいポテトを作ることはできます。
それは嬉しい!家で何回作ってもマックフライポテトの味や食感が再現できなかったの
それではさっそく、みていきましょう。
フライドポテトを作るのに特別な添加物は必要ない
フライドポテトを分解してみると、14種類以上の材料が使われていることがわかりました。
そのほとんどが、世界中に毎日出荷される何百万本ものフライドポテトを製造する際に必要な添加物です。
しかし、幸いにも、フライドポテトのフランチャイズを始めようとしない限り、あなたの台所ではそれらの多くは必要ありません。
ジャガイモの下処理
マクドナルドの美味しいフライドポテトは、ジャガイモから始まります。
マクドナルドの工場では、このジャガイモを、吹き飛ばすように高水圧で洗い、細く均等に切り分ける素晴らしい機械があります。
しかし、家では包丁で十分。
まずはスライスから始めましょう。
ジャガイモを0.3cmくらいの薄さの板状に切り、それを2枚ずつ重ねて縦にスライスして棒状にします。
実際に、マックフライポテトに使われるじゃがいもは、広大な農場で収穫されたとても大きな品種が使われています。長さが20cmから30cmのものもあるほどで、これが長細いポテトの秘密ですが、家で作る時は細めに切ることを意識するのがポイントに。
揚げ油
マクドナルドのフライドポテトは、油に大豆オイルやキャノーラオイル、氢化豆油などさまざまなものを加えています。
しかし、このブレンドオイルを再現しようとするのではなく、代わりに精製ピーナッツオイルを使うことをおすすめします。
精製ピーナッツオイルはブレンドオイルと同様に発煙点が高く、味にクセがありません。
次に、工場ではクエン酸とジメチルポリシロキサンを加えることで、オイルの鮮度を保ち、油の飛散を防いでいます。
一日中揚げ物をしているときには必要かもしれませんが、私たちはその部分は省略して、フライドポテトにコーンシロップ(ブドウ糖)を加えます。
ポテトのコーティング
糖分でコーティングされたジャガイモは、揚げるとフライドポテトに独特の黄金色を与えます。
大きなボウルに水とコーンシロップを入れて混ぜ合わせたものに、切ったジャガイモを入れて冷蔵庫で30分ほど浸しておきます。
これは、余分なデンプンを取り除くのにも役立ちます。
30分浸した後、ジャガイモを取り出して、キッチンペーパーで完全に水分を吸い取って乾かします。
揚げ方のカギは「二度揚げ」
マックフライポテトの食感は、二度揚げにあります。
工場で素揚げしてポテトの水分を飛ばした後、急速冷凍したものを各店舗で再度揚げされていますが、家で作るときは以下の手順でその食感を再現できます。
油を切った後、天板にベイキングシートを敷き、その上にできるだけ重ならないようにおいて余分な油を吸わせた後、天板ごと冷蔵庫に入れて10分から15分冷やします。
冷蔵庫から取り出して、いよいよ2度揚げをしていきます。
最初に揚げたときにデンプンが分解されてポテトの表面が糊のようなになっているので、2度目を少し高めの温度で揚げることで、それを取り除いてカリっとした軽い食感になります。
実のところ、まだ終わりではなく、説明していない成分があります。
マックフライポテトのおいしさを再現する裏技
マクドナルドには、加水分解さらた小麦や牛乳をはじめ、クエン酸やジメチルポリシロキサン、デキストロースなどたくさんの添加物を混ぜ合わせたフレーバーバスというものがあります。
これがフライドポテトにマクドナルド独特の味を与えるのです。
今回は、これらの材料を加える代わりに、フライドポテトに肉を加えてみましょう。
これには2つのオプションがあります。
1つは、牛脂を加えること。
フライドポテトの2回目を揚げる直前に揚げ油に牛脂を入れます。
2度揚げする時は、油が200度になったところで少しずつフライドポテトを入れて揚げてください。
5分から6分で完璧なキツネ色になったら、油を切ります。
塩で味付けをしますが、もし、このフライドポテトの2度揚げ用に牛脂がない場合、塩に(スープなどによく使われる)牛肉のフレーバーパウダーを小さじ4分の1から小さじ2杯程度塩に加えてもよいでしょう。
これで、いつものフライドポテトが、食べ出したら手がとまらないマックフライポテトに変身。