木製のまな板の見た目がくすんでいたり、変な臭いがしたり、あるいは単にきれいにする最良の方法が知りたいなら以下の方法を参考にしてください。
この動画では、まな板をできるだけ長持ちさせる最良の方法とともに、私のお気に入りのヒントや手入れのコツをいくつか紹介します。
木製のまな板の日々の手入れにおいて大切なのは、
・終わったらすぐにまな板をすすいで表面の汚れを落とすこと
・まな板を湿ったままにしておかないこと
簡単なようですが、とても重要なことです。
木製まな板の毎日の洗い方
毎日の掃除はできるだけシンプルにしたいものです。
まず、ナイフやフォークの背を使って、洗う前に表面に付着した余分な食べ物をこすり落とします。
その後、水でさっとすすぎます。
次に、食器用洗剤で洗います。食器用洗剤は高濃度なので少量で十分です。
まな板の表面を傷をつけないスポンジで円を描くようにこすります。木目に沿って洗うとよいでしょう。
木製のまな板を洗うときは、必ず全体を濡らすことが重要です。
たとえ使っていない面でも、裏面も側面も含めてです。全体を濡らさないと、乾燥時にひび割れや反りが生じる可能性があります。
ぬるま湯で洗い流し、石鹸カスが残らないように全体をよくすすいでください。
まな板が汚れた状態で長時間放置すると、染みが残ります。この染みを取り除く方法も紹介しますが、染みを防ぐことができればそれに越したことはありません。
木製のまな板の手入れでの注意点
木製のまな板を時間の経過とともにダメにしてしまう原因の一つが、きちんと乾燥させないことです。
すすいだ後すぐにタオルでまな板全体を拭きましょう。
これで表面の水分層が取り除かれます。拭き終わったら、まな板を壁に立てかけます。
空気がまな板の周りを循環し、水分が均等に蒸発するためです。
そのまま置いておくと、湿気が閉じ込められて、反りやひび割れ、裂け目などの原因になります。
木製のまな板を食器洗い機では洗わないでください。
次に、木製のまな板を水に浸したまま放置しないこと。
まな板のシミや嫌な臭いを取り除く方法
もし木製のまな板が、少量の食器用洗剤と水で洗うだけでは汚れやシミが落ちない場合は、3つの方法を試してみてください。
まずはホワイトビネガーです。これはとても効果的です。まな板に嫌な臭いが付いていたり、生の肉などをまな板で切ったりした場合は、酢の力を最大限に発揮させたいので薄めないでください。
小さなスプレーボトルに入れて、まな板全体に均等にスプレーし、15分ほど置きます。
過酸化水素を使うのも良いでしょう。スプレーして、しばらく置いてから流すと、まな板に付着している可能性のあるあらゆるバクテリアを除去してくれます。
最後に私のお気に入りの方法を紹介します。
臭いがきついまな板には、レモンと粗塩を使います。
この方法の素晴らしい点は、洗剤を使わないで、自然な方法できれいにすることができること。
まな板全体に塩を広げ、半分に切ったレモンを絞りながらまな板をこすっていきます。これはまな板をきれいにするだけでなく、嫌な臭いの原因を取り去って、レモンの爽やかな香りに変えてくれます。
表だけでなく、裏も側面もレモンできれいにしてください。
その後、最低でも5分から15分はレモン汁をつけたまま放置してください。
その後、さっとこすってすすぎ、できるだけ早く乾かします。
乾かした後の手入れ方法
24時間くらい経つとまな板は完全に乾いて、次の大切なステップに進む準備が整いました。
食品用のミネラルオイルやクルミ油を表面全体に塗ることです。
肌と同じように、木の表面も時間の経過とともに乾燥するため、水分が必要です。
オイルは、劣化を防ぐのに役立ちます。ひび割れや裂け目などのトラブルを防ぐだけでなく、木製のまな板の見た目も格段に良くなり、くすみがなくなり、木の美しさが引き立ちます。
月に1回程度行うことをお勧めしますが、木製のまな板をどのくらい使っているかによって異なります。
まな板が乾燥してくすんで見えてきたら、油を塗る時期かもしれません。
ミネラルオイルのようなものが家にない場合、オリーブオイルや植物油などを使ってみたいと思うかもしれませんが、それは避けてください。
しばらくは見た目は良いかもしれませんが、油が腐って悪臭を放ち始め、まな板が台無しになってしまいます。
まな板に油を塗り終わったら、24時間ほど乾燥させます。
オイルを塗ってまな板が乾いたら、プロは蜜蝋を塗って仕上げます。
少し手間はかかりますが、水分を閉じ込めてボードを美しく保つだけでなく、ボード上に層を作ることでバクテリアの発生を抑え、ボードをより清潔に保つことができます。
木製まな板のお手入れとメンテナンスについてのベストな方法は以下の動画で見ることができます。