ドライアイスで作るドーナッツ空気砲

ドライアイスを使った空気砲キッズサイエンス

ドライアイスを水に入れると白い煙が出ます。

でもせっかくなので、もっとこの白い煙で楽めるような実験をしてみましょう。

今回は、ドライアイスの白い煙がドーナッツのような輪になって飛び出てくるユニークな空気砲の作り方を紹介します。

ちなみに白い煙の正体は、気体の二酸化炭素ではなく、水です。詳しくは、空気中の水蒸気がドライアイス(約-79℃)に急激に冷やされてできた氷や水の粒。これは、雲が白く見えるのと同じ原理です。

ドライアイスは、二酸化炭素の固体ですが、-79℃以上になると(液体にならずに)気体となるため、白い煙として見ることはできません。

以下に、ドライアイスを使った空気砲の作り方を紹介します。ドライアイスは扱い方に注意が必要なので必ず大人と一緒に作ってくださいね。

空気の力を使った空気砲の作り方

空気砲の作り方はとても簡単です。

用意するもの

コップ、ジップロックの袋、ゴム、水、ドライアイス、手袋(乾いている軍手など)

作り方

まず、プラスチックのコップの底に(ドライアイスを入れるための)穴を開けます。

ドライアイスを使ったドーナツ空気砲の作り方

コップの上からジップロックの袋をかぶせ、ゴムで固定します。ゴムからはみ出したジップロックの端は切り取っておきましょう。

ジップロックのかぶせ方

底に開けた穴から、ぬるま湯を入れ、手袋でドライアイスを入れます。

ドライアイスの入れ方

後は、コップのジプロックをポンポンと指先ではじくだけ。

ドライアイスを使ったドーナツ空気砲

底に開けた穴から白い煙が輪になってどんどんでてくるので楽しんでください。

空気砲のアレンジ実験

ろうそくの火をめがけて、空気砲を飛ばして火を消す実験も楽しいですよ。

参照元:Dry Ice Smoke Ring Launcher