ヤドカリはどうやって新しい家(貝殻)を見つけるのか?

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ヤドカリは、脱皮をして成長するに伴って、身につける貝殻を頻繁に変える必要があります。

その様子を探るために、ヤドカリの貝殻にカメラをつけて生態調査開始!

彼らは、どのようにして新しい家を見つけ、引越ししているのでしょうか?

以下に、ヤドカリが背の順に並んで、大きい方から順に新しい貝殻に体を入れ替えている様子をとらえた動画をもとに紹介します。

ヤドカリはどうやって貝殻を変えるのか?

数匹のヤドカリの群れに、一匹のヤドカリが近づいていきます。

すると、おもしろいことに、ヤドカリが大きい順に並ぶではありませんか。

実は彼らは、新しいサイズの家(貝殻)を探すために集まってきたようです。

まず、背の順に並んだ列の中で自分の正しい順番を見つけなければなりません。

それぞれが全員が揃うまで待つと、家の交換が始まりました。

まず、一番大きなヤドカリが古い家(貝殻)を出て、隣の空き家に引っ越します。

そして、次の大きさのものがその貝を引き継ぐという流れ。

あれ?ほとんどは新しい家に満足していますが、一匹だけ他の家を狙っているヤドカリがいるようです。

彼は貝の大きさを確認して、条件が満たされていると分かったらすぐさま家を取り上げて、自分のものにしてしまいました。

このようにして、ヤドカリは家が気に入らなかったり、他に目移りするような家が見つかったりしたら、すぐに引越しを実行するようです。

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