みなさんは、ミシンの仕組みってどうなっているのか不思議に思ったことはありませんか?
手縫いにくらべて、縫う速度が各段にスピードアップしたことで、ミシンは縫物の世界に革命をもたらしました。
ここでは、縫い目が細かく、強度も高く、仕上がりがとても美しいミシン縫いの仕組みについて、とても分かりやすいアニメーション動画とともに紹介します。
How a sewing machine works – Animagraffs
ミシンの仕組み
上から糸をつけた針が布を貫くと、
回転運動をするボビンケースに上糸がひっかかり、
そのままぐるりと半周しながら上糸にたるみをもたせてループをつくります。
このとき、ボビンは外側のケースから浮いた状態なので、上糸は自由に移動できるのです。
ボビンケースが半周すると、ボビンから出た下糸が上糸のループに絡まります。
絡まった上下の糸は、そのまま針の動きと同時に真上にひっぱられて固定されます。
針は、布の上側まで持ちあがったら、次の縫い目に移るために再び下がります。
このようにミシンは、ボビンの半周回転運動を利用して「上糸でつくったループで下糸をからめてひっぱって固定」を繰り返しているのです。