はちみつの本物と偽物を見分ける方法

はちみつに本物と偽物があるの?と驚くかもしれませんが、ここでいう偽物とは、はちみつの純度が低く、混ぜ物があるものを意味します。

実は、スーパーで見られるはちみつのほとんどが、純粋な天然ものではなく、製造者が生産コストを考えて不純物を混ぜて加工した偽物だといわれています。

そうはいっても、私たち消費者は、製造工程を直接確認することができないので、ここでは、純粋なはちみつと偽物(混ざりもの)の見分け方や、家にあるはちみつが純粋かどうかを調べる方法を8通り分かりやすく紹介します。

はちみつが免疫強化をはじめ、健康に様々なメリットをもたらすことはよく知られており、そのほとんどが、豊富なビタミンとミネラル成分のおかげです。

しかし、これらの健康へのメリットは、100パーセントピュア(純粋)なはちみつによってのみもたらされ、加熱処理されたり、不純物が混ぜられたりしたものではほとんど効果は得られません。

純粋なはちみつの見分け方

残念ながら市販のはちみつには、グルコース溶液や小麦粉、コーンスターチなどが混ぜられていることが多く、水や水あめで薄められていることもよくあります。

固まるかを確認

はちみつの入った容器を手に取って、中を覗いてみてください。純粋なはちみつは、時間の経過にともなって、粒状の砂糖のようなものに結晶化します。

冷蔵庫や低い温度下に置くと、その結晶化プロセスは早まります。

容器に結晶化されたはちみつが見えるなら、これは純粋な蜂蜜だといえますが、いくら時間が経過しても固まらない場合は、偽物である可能性があります。

ラベルの成分表示を確認

はちみつを購入するときは、必ずラベルにある成分表示(原材料)を確認し、果糖ぶどう糖液糖(または、フルクトース・コーンシロップ、異性化糖)やブドウ糖(グルコース)などの人工甘味料が含まれないものを選びましょう。

これらは、はちみつが固まって見た目が悪くなるのを防ぐために混ぜられたものです。企業によっては、はちみつの量をかさ増しするために使用するところもあります。

容器の商品ラベルや原産地名も参考になります。精製、加工、加糖といった文字がないかを確認してください。

はちみつのテスト方法

家のはちみつが純粋なものか不純物を混ぜた偽物かを調べたいときに役立つテスト方法を下記に6通り紹介します。

水と酢を混ぜる

はちみつに水を入れて混ぜた後、4、5滴の酢を加えます。

これによって、もし、はちみつから泡が出るようなら、それは硫酸カルシウムなどの添加物が加えられている可能性があります。

水に溶けるかを確認する

水の中に、大さじ1杯のはちみつを入れて混ぜてください。

はちみつが簡単に溶けるようなら混ざりものである可能性が高いでしょう。純粋なはちみつは、水に溶けにくいので、水に落としたときに、塊のまま沈殿します。

火をつける

マッチやライターで、はちみつに直接火をつけてください。

純粋なはちみつの場合、糖度が反応して燃えます。水や添加物で薄められた混ざりものなら、それらがはちみつが燃えるのを妨ぐので燃えません。

スプーンですくう

純粋なはちみつは、絞りたてでない限りは、とろっとしています。あまりにどろどろしているのは水あめが混ぜられていたり、加熱濃縮されている可能性が高いのですが、スプーンですくったときに、垂れるのが早い場合は、薄められていると考えた方がよいでしょう。

パンにつける

古くて表面が少し硬くなったパンにはちみつをたらして10分おいた後、ふきとってください。

パンの表面が濡れてふやけた場合は、水が混ぜられています。

ヨウ素(ヨード)液を混ぜて色の変化を確認する

はちみつに、水とヨウ素液を数滴垂らして混ぜます。

混ぜた液の色が青色になったら、小麦粉やコーンスターチが入っている可能性があります。