はちみつの本物と偽物を見分ける方法

2017年5月10日

はちみつに本物と偽物があるの?と驚くかもしれませんが、ここでいう偽物とは、はちみつの純度が低く、混ぜ物があるものを意味します。

実は、スーパーで見られるはちみつのほとんどが、純粋な天然ものではなく、製造者が生産コストを考えて不純物を混ぜて加工した偽物だといわれています。

そうはいっても、私たち消費者は、製造工程を直接確認することができないので、ここでは、純粋なはちみつと偽物(混ざりもの)の見分け方や、家にあるはちみつが純粋かどうかを調べる方法を8通り分かりやすく紹介します。

はちみつが免疫強化をはじめ、健康に様々なメリットをもたらすことはよく知られており、そのほとんどが、豊富なビタミンとミネラル成分のおかげです。

しかし、これらの健康へのメリットは、100パーセントピュア(純粋)なはちみつによってのみもたらされ、加熱処理されたり、不純物が混ぜられたりしたものでは、残念ながらほとんど効果は得られないようです。

純粋なはちみつの見分け方

残念ながら市販のはちみつには、グルコース溶液や小麦粉、ブドウ糖、糖蜜、コーンスターチなどが混ぜられていることが多く、水や水あめで薄められていることもよくあります。

はちみつから得られる健康的なメリットを楽しみたいなら、純度は購入前に考慮すべき重要な要素となるので下記を役立ててください。

固まるかを確認

はちみつの入った容器を手に取って、中を覗いてみてください。純粋なはちみつは、時間の経過にともなって、粒状の砂糖のようなものに結晶化します。

冷蔵庫や低い温度下に置くと、その結晶化プロセスは早まります。

容器に結晶化されたはちみつが見えるなら、これは純粋な蜂蜜である可能性は高いかもしれませんが、いくら時間が経過しても固まらない場合は、偽物である可能性があります。

粘り気や厚み

偽のはちみつは、甘味料と添加物の割合が高いため、かなり粘り気があり、指でこすったときに、純粋なはちみつの方がべたつきにくい傾向があります。

また、純粋なはちみつは密度が高いため、容器を傾けたときに、片側から反対側に移動するのに時間がかかりますが、混ぜ物がされていると移動が早くより軽い印象を受けます。

ラベルの成分表示を確認

はちみつを購入するときは、必ずラベルにある成分表示(原材料)を確認し、果糖ぶどう糖液糖(または、フルクトース・コーンシロップ、異性化糖)やブドウ糖(グルコース)などの人工甘味料が含まれないものを選びましょう。

これらは、はちみつが固まって見た目が悪くなるのを防ぐために混ぜられたものです。企業によっては、はちみつの量をかさ増しするために使用するところもあります。

容器の商品ラベルや原産地名も参考になります。精製、加工、加糖といった文字がないかを確認してください。

はちみつのテスト方法

家のはちみつが純粋なものか不純物を混ぜた偽物かを調べたいときに役立つテスト方法を下記に6通り紹介します。

水と酢を混ぜる

はちみつに水を入れて混ぜた後、4、5滴の酢を加えます。

これによって、もし、はちみつから泡が出るようなら、それは硫酸カルシウムなどの添加物が加えられている可能性があります。

水に溶けるかを確認する

水の中に、大さじ1杯のはちみつを入れて混ぜてください。

はちみつが簡単に溶けるようなら混ざりものである可能性が高いでしょう。純粋なはちみつは、水に溶けにくいので、水に落としたときに、塊のまま沈殿します。

火をつける

マッチやライターで、はちみつに直接火をつけてください。

純粋なはちみつの場合、糖度が反応して燃えます。加熱による泡はほとんどできずにすぐにカラメルになります。水や添加物で薄められた混ざりものなら、それらがはちみつが燃えるのを妨ぐので燃えにくく、代わりに泡を形成しやすいといわれています。

スプーンですくう

純粋なはちみつは、絞りたてでない限りは、とろっとしています。あまりにどろどろしているのは水あめが混ぜられていたり、加熱濃縮されている可能性が高いのですが、スプーンですくったときに、垂れるのが早い場合は、薄められていると考えた方がよいでしょう。

パンにつける

古くて表面が少し硬くなったパンにはちみつをたらして10分おいた後、ふきとってください。

基本的に、純粋なはちみつは、パンの表面を固める傾向があり、表面が濡れてふやけた場合は、添加物や水が混ぜられているでしょう。

ヨウ素(ヨード)液を混ぜて色の変化を確認する

はちみつに、水とヨウ素液を数滴垂らして混ぜます。

混ぜた液の色が青色になったら、小麦粉やコーンスターチが入っている可能性があります。

最後に

純粋なはちみつは、ミツバチによって作られた天然の産物です。

しかし、残念ながらスーパーで棚に陳列されたはちみつを見るだけでは、それが純粋か偽物かを見分けることはほとんど不可能です。

もし、本物を手にしたいなら、有機蜂蜜や天然蜂蜜として、生産者が分かる形で販売されているものをできる限り選びましょう。

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