クロールのストロークと体の傾きを左右対称に改善するために考えられた練習方法です。
自分ではなかなか気づきにくいことですが、いつも同じ側でのみ息継ぎをしている人の多くが、ストロークと体の傾きが左右で非対称になる傾向があります。
この練習の結果、腕を戻す(リカバリ)時に、より水の抵抗が少なくなったように感じるようになるでしょう。
米国のオリンピック選手Glenn Millsらによって設立された「GoSwim」は、世界一流のスイマーやコーチが練習方法を、すべてのスイマーができるようにテクニックや細かいポイントなどのコンテンツを制作しています。
長距離を泳いだり、クロールで疲れてくると、自分の好きな側に息継ぎが「傾く」傾向もあります。
その場合は、できる限り、2回に1回の息継ぎではなく、3回に1回左右交互に行うように変えてみましょう。
練習方法
- 最初は頭を上げたまま25m泳ぐ。目線は前方。
- 息継ぎ無しで数回かき、続いて4回かいたら4回呼吸(左右2回ずつ)を繰り返す。
この時に大切なのは、肩が両サイド対称になるように水面に出すことを意識します。
肩から腰にかけての体の傾きにも左右対称に、クリーンで素早く行うように注意してください。
Swimming – Freestyle – Shoulder Rotation