Breaststroke – Body-Dolphin Straight Arm
両腕を前方に伸ばした(ポジション11の姿勢)のまま、ドルフィンキックで泳ぎ、腕と体の連携について考える練習方法をGoSwimより紹介します。
この練習によって、平泳ぎやバタフライを速く泳ぐための姿勢や、腕と体の動きのつながりについて学ぶことができます。
米国のオリンピック選手Glenn Millsらによって設立された「GoSwim」は、世界一流のスイマーやコーチが練習方法を、すべてのスイマーができるようにテクニックや細かいポイントなどのコンテンツを制作しています。
練習方法
平泳ぎやバタフライの泳ぎの効率を上げるには、腕の動きが体の他の部位の動きとどのように連携しているかを理解する必要があります。
- 両腕をまっすぐ前方に伸ばしたまま、上下の滑らかな体の動きが腕の動きに導かれるように、ドルフィンキックをします。
- 腕が体の動きに合わせて上下にバウンドしないように、前方で一直線に固定します。
- そのまま、手と腕の動きに集中してドルフィンキックで進みます。
ポイント
もし、前方に出した腕が、上下に動いて胸より下に下がってしまうようなことがあると、進行方向に微妙なズレが生じ、体の各部位と腕の動きのつながりにロスが生まれるので注意してください。
もし筋肉が硬かったり、肩と上半身の可動域が狭い場合、手と腕をまっすぐに水面近くに保つのは難しいかもしれません。
難しい場合は、両手にパドルをつけて泳いでみてください。手の表面積が増えるので、水の抵抗を受けやすくなり、肩と胸を伸ばします。
そのつながりこそが、平泳ぎやバタフライを速く泳ごうとするときにドルフィンキックが求めているものです。