冷凍焼けの原因と効果的な予防方法について

2017年1月 8日

冷凍庫で保存していた食品に、霜のようなものがびっしりとこびりついてしまうことがあります。

この霜のような細かな氷の正体は、「冷凍焼け」と呼ばれるもので、冷凍庫での食品の保存期間が長いほどよく引き起こされます。

それでは、もし、食品が冷凍焼けをした場合、食べても問題はないのでしょうか?

ここでは、冷凍焼けとは一体何かについて、主な原因や安全性、効果的な予防方法を中心に分かりやすく紹介します。

冷凍焼けとは何?食べてもよいのか?

米国議会図書館のデータによると、冷凍焼けとは「十分に密閉されずに冷凍保存された食品から、水分が奪われた結果として引き起こされる現象」です。

冷凍焼けした食品は、部分的に灰色がかった褐色に変化したり、全体的な色味や味わい、食感などが変わり、食品の質を落としてしまいます。もちろん、冷凍保存する期間が長くなればなるほど酸化が進行し、栄養価も落ちています。

しかし、米食品医薬品局(FDA)によると、食品の質には影響を与えますが、食品の安全性には問題はないので、たとえ冷凍焼けをしても食べることは可能です。

冷凍焼けの原因について

食品を冷凍庫に入れると、食品内に含まれる数千にも及ぶ水分子が凍結して、氷結晶が生じます。これらの水分子は、凍結する際に、冷凍庫の最も冷たい部分の重力に引きよせられます。

これが、冷凍庫の側面によく見られる氷の塊の原因です。

そして、水分子の損失によって干からびた食品は、冷凍焼けを引き起こします。

効果的な予防方法

食品を密閉して冷凍保存する
食品が空気に触れないように、しっかりとラッピングしたり、密閉容器に入れて保存します。
できる限り早く食べる
長期間冷凍庫に食品を放置しないで、できる限り早めに使い切りましょう。
冷凍庫での食品の保存期間の目安としては、ベーコンが1ヶ月、ソーセージは1、2ヶ月、ひき肉は3、4ヶ月、ステーキ肉は6ヶ月、スープやシチューは2、3ヶ月、ピザやチキンナゲット(調理済み)は1、2ヶ月です(Foodsafety.gov参照)。
冷凍庫の温度を0度以下に保つ
冷凍庫内の温度が低温に保たれないと、食材は溶けたり凍ったりを繰り返してしまい、再結晶化を引き起こして、冷凍焼けを加速してしまいます。特に、夏場は扉の開け閉めを頻繁に行わないように注意しましょう。