雹(ひょう)は雨の一種で、空から降ってくる氷の粒。
ただし、ひょうの発生には以下の条件が必要です。
- 積乱雲があること
- 雲の上空が氷点下の冷たい空気であること
- 雲に厚みがある(垂直方向に大きく発達した雲)こと
- 上昇気流という強い上向きの風があること
上昇気流がこのひょうをさらに押し上げると、ひょうの周りに水滴や氷の粒がどんどん付着していき、大きな氷の粒となります。
やがて上昇気流が保持できなくなるほど氷の粒が大きくなると、ひょうは重すぎて雲から地表に向けて落ち始めます。
一般的に、この氷の粒が直径5mm未満であるとあられ、それより大きくなるとひょうといわれます。