Freestyle – Relax and Feel
リラックスして水とのつながりを感じる練習から得られる大きなメリットや練習方法について分かりやすく紹介します。
ハードな練習が必要な時もありますが、より上手に泳ぐ方法を理解するには、水とのつながりを感じ、リラックスして全身の水への感覚を研ぎ澄まし養う時間も大切であることを頭に入れておきましょう。
米国のオリンピック選手Glenn Millsらによって設立された「GoSwim」は、世界一流のスイマーやコーチが練習方法を、すべてのスイマーができるようにテクニックや細かいポイントなどのコンテンツを制作しています。
泳ぎ込みやハードな練習をすると体力的には達成感が高いのですが、気が付けば水への感覚や抵抗を考えることがおろそかになってしまっていることが多くあるので以下の練習方法を役立ててください。
練習方法
- ゴーグルを外して、深く息を吸い込み、両目を閉じる。
- 肌で水を感じながら、ゆっくりとできる限り大きく滑らかな泳ぎ方でクロールをする。
- 腕がどのように水を切っているかを感じる。
- つま先がバタ足にどのように作用しているかを確認する。
このように、一つ一つの体の動きを意識しながらゆっくりと泳いでいきます。
顔は、完全にリラックスさせます。普段ゴーグルをつけて泳ぐことにしか慣れていない水泳選手なら、初めは不快感を感じるかもしれません。リラックスして顔の筋肉をほぐし、肩と体の緊張がほぐれるのを感じましょう。
ゴーグルを取って泳ぐのと、つけたまま目をつぶるだけでの違いを感じてみてください。より感覚が研ぎ澄まされていくことが分かると思います。
指先から始めて、つま先に向かって少しずつ感覚を移動していきます。
どこかに違和感はありませんか?
全身の水への感覚を研ぎ澄ますと、余計な力が入ったり、水の抵抗を受けているところが分かってくるでしょう。あまりにも抵抗を感じたら、そこを修正するために必要な練習方法を試してみてください。
これが泳ぎ方の改善につながっていくのです。