肺の仕組みについて学ぶことができる人体模型をペットボトルと風船を使って作る方法を紹介します。
横隔膜がわりとなるゴムの膜を下方へ引っぱると、肺をイメージした風船が膨らむ仕組みです。
私たちは、息を吸う時、横隔膜が下方へ引き下げられることで(収縮)、胸の内部が広がって空気圧が外より低い状態になります。それによって肺が膨らみ、空気が取り込まれます。
息を吐く時は、横隔膜がゆるまって上に戻り、空気が排出されます。
この仕組みを理解するのに最適な人体模型をペットボトルで作ってみましょう。
人体模型の作り方
ストローの折れ曲がる部分の端だけを切り抜く。
反対側のストローの端から5cmくらいを切り、端を斜めに切り落とし、それを先ほどの切り抜いたところに指してY字をつくる。ここが気管支の部分になります。
差し込んだところをテープで固定する。
ストローの上側の2つの長さをそろえて切り、その先に風船を貼り付ける。ここで、ストローを吹いて風船が膨らむかを確認してください。
ペットボトルのフタの真ん中に穴を開ける。
ペットボトルの底から4cmくらいの位置を切り取り、下側から先ほどのストローをフタに向けてさしてテープでとめる。
使い捨てゴム手袋の指側を全て切り離して結び、ペットボトルの底側にかぶせるようにしてテープでとめる。ここが横隔膜になります。
ゴムの膜をペットボトル本体にテープで固定するとできあがりです。
横隔膜が収縮する様子をイメージして、ゴム手袋の膜を下側にひっぱると、風船がふくらみます。
実際に息を吐くときには筋肉は使わないので、横隔膜のゴム膜から手を離すだけで肺は元の大きさに戻ります。
肺の働きと仕組みについて学べる人体模型の作り方は、以下の動画で確認できます。
Lungs Working Model │ School Science Project
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