身近なふしぎ

水の上にある橋はどうやって建てられたのか?

湖をまたぐ橋や、島と島をつなぐ橋には、それらを支える足(橋脚)があります。仮に橋脚がなければ、橋は作れないし、作れたとしても、すぐに崩壊してしまうでしょう。 しかし、橋の要である橋脚は、水中でどのように作られているのでしょうか? 水深が...
2024.12.06
自然科学・地球科学

人工的に雨を降らせる技術って何?

ジオエンジニアリングという言葉を聞いたことはありますか? 科学とテクノロジーを融合させた高度な環境工学の一種で、「クラウド・シーデイング(雲の種まき)」から「成層圏へのエアロゾル噴射」まで、さまざまな技術によって、地球の気候をコントロール...
宇宙・航空科学

地球が大気を失ったらどうなるのか?

地球から大気が突然消えてしまったらどうなってしまうのでしょうか? 大気がないということは空気がないことを意味します。 音は、私たちの周りに存在する空気分子の振動によって耳に伝わります。 したがって、この世界には、完全なる沈黙が存在する...
2023.09.22
自然科学・地球科学

もし岩がなくなったらこの世界はどうなる?

もし、この世界から全ての岩石が消えたら、私たちの生活はどのように変わるか、どんな影響が起こるか考えてみてください。 まず、岩で造られた多くの建物や橋が消えてしまうのは想像がつきます。 しかし、岩をそのものを使った建造物以外にも、私たちの...
キッズサイエンス

なぜオジギソウはおじぎするのか?

なぜオジギソウは触ると、おじぎをするように下側に垂れ下がるのでしょうか? オジギソウの英語名は「タッチ・ミー・ノット(私に触れないで)」。 この植物に誰かが触れると、葉枕(ようちん)という突起で、水分量に変化が起こり、葉を閉じてしまいま...
動物・植物・生き物

なぜサボテンにはトゲがあるのか?

実は、サボテンのトゲは、葉が高度に変化したものです。 トゲは、サボテンの蒸散を抑え、水分を確保するのに役立ちます。 蒸散とは、茎や葉のような大気にさらされている部位から水蒸気の形で水分が失われること。 これらの植物の部位には通常、水蒸気を...
身近なふしぎ

なぜ私たちは朝に「のび」をするのか

朝起きると、私たちはあくびをし、手足をぐーっと伸ばします。 このあくびをして伸びをするを英語では「pandiculation(パンディキュレーション反応)」といい、実はとても重要な意味があります。 以下に、私たちはなぜ朝に、自然と「のび...
キッズサイエンス

なぜイチゴは種が外側にあるのか?

驚くかもしれませんが、イチゴの粒々(つぶつぶ)は種ではありません。 実は、イチゴの赤い実の部分は果実ではなく花托(かたく:花を支えている軸の部分)、種のように見える粒の一つ一つが果実だったのです。 イチゴの小さなつぶつぶを一つ手に取ってみて...
2023.09.09
料理に役立つノウハウ

玉ねぎを切ると涙が出るのを防ぐ方法

玉ねぎを切ると、スルホキシドや酵素のような化学物質が放出され、それが反応して最終的にガスになります。 このガスが、私たちの目の中の潤滑液と反応すると、涙を促す硫酸化合物を発生させるのです。 ただし、この涙を促す成分の生成を抑えることがで...
動物・植物・生き物

木は話せるのか?

私たちの足の下には、何千もの木や植物の根が菌類によって互いにつながっています。 それらは「菌根ネットワーク(CNN)」と呼ばれ、菌根菌の菌糸が植物の根と結合して地下に膨大なネットワークを形成しています。 科学界で進行中の議論では、それを...
2023.09.14
人体の不思議

唾液がなくても味は分かるのか?

舌の味蕾が食べ物を味わうには、まず食べ物からの化学物質が唾液に溶ける必要があります。 こうして溶けた化学物質は、味蕾にある受容体によって感知され、苦味や甘味、塩味、酸味などを感じることができるのです。 つまり、食べ物は唾液と混ざりあわな...
2023.09.07
キッズサイエンス

なぜミツバチは「ダンス」をするのか?

ミツバチは、花粉や蜜を含んだ花を見つけると、仲間に「ダンス」でその場所を知らせます。 エサ場が近いときは「ラウンド・ダンス」、遠いときには「ワグル・ダンス」と、2つのダンスを使い分けて踊るのです。 しかし、ときにはエサ場が、巣から10キ...
2024.03.19
人体の不思議

くしゃみを止める方法はあるのか?

くしゃみは顔にある三叉神経によってコントロールされています。 ほこりや花粉のような刺激物が鼻に入ると、三叉神経がくしゃみを誘発し、大きな力と圧力でそれらを外に排出しようとするのです。 さて、多くの人がくしゃみを止めるために鼻の穴と口を閉...
キッズサイエンス

バッタはお腹で音を聞くって知っていますか?

バッタは耳が聞こえないと思っている人は多いかもしれませんが、そうではありません。 ただし、私たちの耳にあたる聴覚器官は、バッタの場合、ちょっと変わったところにあります。 腹部(脚の付け根付近で羽根に隠れた部位)の両側に、音波に反応して振...
キッズサイエンス

なぜタコは「3つの心臓」と「青い血」をもつのかか?

タコの血液が青い理由は、体中に酸素を運ぶ血液中の「ヘモシアニン」というタンパク質が、「ヘモグロビン」のように鉄ではなく、銅を含んでいるからです。 では、3つの心臓は何をしているのでしょうか? タコの3つの心臓は、それぞれに役割が少し異なり...
2023.10.20
キッズサイエンス

タコは「9つの脳」があるって本当?

タコは、「3つの心臓」と「青い血」、そして「9つの脳」をもつ不思議な生き物です。 動物の知能の目安として考えられている「体に対する脳の大きさの比率」は、無脊椎動物で最大。 9つの脳を持つといわれ、全身には、犬とほぼ同じ約5億個の神経細胞...
動物・植物・生き物

ウォンバット|世界で唯一「四角いフン」をする動物

世界で唯一、糞(ふん)がサイコロのように四角い形をしている珍しい生き物を知っていますか? 「ウォンバット」です。地面に巣穴を掘って暮らすずんぐりとした体形の有袋類。 彼らは、毎晩約80から100個の立方体を排泄するといわれています。 ...
2024.05.24
キッズサイエンス

魚にとって水温が上がると何がいけないのか?

湯船につかるのが嫌いな人は少ないかもしれませんが、一般的な魚にとって湯は有害です。 なぜなら、水の温度が上がるにつれて溶存酸素量(水中に溶け込んでいる酸素の量)が減る一方で、魚は必要とする酸素の量が増えるからです。 水に溶けることができる酸...
2024.05.23
キッズサイエンス

植物もガンになることがあるって本当?

よく植物の幹や茎の途中に見られるコブのような節の部分は、ガンである可能性があります。 植物が細胞分裂を制御できずにそこだけがコブのように大きく膨らんだためにできたものです。 しかし、その頻度は低く、人間や動物に見られるガンとは異なります...
キッズサイエンス

なぜ草は緑なのか?

葉が緑色に見えるのは、「葉緑素(クロロフィル)」という緑色の光を反射する特殊な色素が含まれているからです。 まず、私たちが周りのものを見ることができるのは、太陽光が反射しているからです。 太陽光は紫色、藍色、青、緑、黄、オレンジ、赤など...
2023.09.09
動物・植物・生き物

犬はテレビをどのように見ているのか?

犬は、私たちが見ているようにテレビを見ていません。 それは、フリッカー値(臨海融合頻度)のせいです。 フリッカー値とは、点滅した光を見た時に、その光がチラつきのない滑らかな連続光として見えるか、ちらついた断続光として見えるかの境めの値。 ...
2023.08.25
人体の不思議

まばたきしても暗くならないのはなぜ?

私たちのまぶたは、透明ではありません。 それなのに、まばたきをすると目の前が暗くならないのはなぜでしょうか? 私たちが物を見るのは、物からの光が目に入って網膜に当たったときです。 さて、一度まばたきをすると、網膜は約100ミリ秒から40...
人体の不思議

涙が塩辛いのはなぜ?

涙が塩辛いのは、塩化ナトリウムイオン(電解質)を含む体内の水分からできているからです。 涙は、98%が水で、残りは塩辛さの原因であるナトリウム(電解質)やカリウム、タンパク質などからできています。 塩分、つまり塩化ナトリウムは、さまざま...
人体の不思議

お腹が空くと怒りっぽくなるのはなぜ?

人は、お腹が空くとお腹が鳴るだけでなく、不機嫌になったり、怒りっぽくなったりします。 実は、これはさまざまな研究で証明されています。 以下に、お腹が空くと体の中でどんな変化が起こり、思考や感じ方、行動を変えていくのかについてみていきまし...
人体の不思議

目の見えない人は視覚的な夢を見ることができますか?

これまで、目の見えない人が、夢の中で何をどのように見るのかは、いつ視力を失ったかによると考えられていました。 しかし、実際には、視覚的な夢を見る、見ないの2択といった単純な問題ではないことが分かってきたのです。 以下に、目の見えない人に...
2023.08.25
人体の不思議

なぜ私たちの目は1つではなく2つあるのか?

目が2つある理由を理解するために、まずは、右目を閉じてみてください。 右側にテーブルが置かれている場合、それが見えますか? 見えないですよね? 実は、それが目が2つあることに深く関係しています。 では、さっそく以下に、私たちに目が2...
2023.08.15
人体の不思議

かゆみをかくとなぜ気持ちいいのか?

かゆみをひっかくのは、虫やなんらかの刺激性の侵入者を排除するための、体の防衛反応です。 つまり、かゆみは、「危険な可能性のあるものを除去しろ」という脳からのメッセージを受けた自然な反応だったのです。 では、かゆいところをかきむしると、気...
2023.08.15
人体の不思議

なぜ顔には眉毛があるのか?

眉毛は、実にさまざまな役割を果たしています。 人によって眉毛の形や太さ、色などに違いがあり、それが顔の認識に役立っているのです。その他にも、コミュニケーションを助ける、目を保護するなど、眉毛には見た目以上の役割があります。 以下になぜ私...
2023.08.15
キッズサイエンス

なぜミツバチは私たちを刺すと死ぬのか?

ミツバチは、人を刺すと命を落としてしまう唯一のハチです。 しかし、彼らは死んでしまうにも関わらず、なぜ刺すのでしょうか? 実は、ミツバチが刺すのは、私たちが女王蜂や巣にとって脅威であると感じたときだけで、命を落としてしまうのはその針に原...
2024.03.19
動物・植物・生き物

子犬は母親のことを覚えているのか?

ほとんどの子犬は、生後数ヶ月で母犬と離れて暮らしますが、その後も母犬のことを覚えているのでしょうか? それは、子犬が母親と一緒に過ごした時間によって異なるため、覚えている犬もいれば、全く覚えていない犬もいます。 覚えていたとしても、ほと...
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