スポーツ科学

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汗は拭きとらない方がいい理由

全身に汗をかいてベタベタして息苦しいとき、汗を拭き取れば涼しくなるのでしょうか? それとも、そのままにしておいた方がいいのでしょうか? ここでは、社会常識や医学的なアドバイスなどはすべて無視して、純粋に物理学の観点から「汗をふき取るべき...
2024.05.01
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なぜスポーツ選手はガムを噛むのか?種類別にみる効果とは?

アスリートは、試合中によくガムを噛んでいますね。 単なる風変わりな習慣なのか、それとも何か特別な理由や方法があるのでしょうか? どうやらガムを噛むことは、爽快感やプレーの合間の暇つぶしというだけでなく、裏には驚くほどの科学的根拠があるよ...
2024.04.10
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実はサッカーボールは丸くないって知っていますか?

サッカーボールをよく見ると、完璧な球形ではないことがわかります。 球体に近づけるために、幾何学の定理(アルキメデスの立体)に基づいた平面を組み合わせた「切頂二十面体(せっちょうにじゅうめんたい、truncated icosahedron)...
2024.04.05
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筋トレ中に筋肉がプルプルするのはなぜか?

重いものを持ち上げると、腕がプルプルと震えたり、 ジムでのレッグプレス中に足が震えたりするのはなぜでしょうか? この身体反応を簡単に説明すると、それは「筋肉の疲労」です。 人によっては、この震えを筋肉を限界まで鍛えたサインだと考えるかも...
2024.10.31
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なぜテニスボールは黄色でモコモコしているのか?

実は、もともとテニスボールは白色でした。 しかし、その後、黄色に変更されました。黄色いボール、特に蛍光色の方がテレビに映りやすいという研究結果が出たからです。 カラーテレビが普及してからは、国際テニス連盟も黄色いボールを公式に認定し始め...
2024.06.21
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運動の「やりすぎ」は体と脳に深刻な影響を与えるって知っていますか?

適度な運動は体にいいはずです。しかし、やりすぎは禁物です。 驚くかもしれませんが、運動のやりすぎは、体や脳に深刻な影響を与える可能性があることが研究で分かってきました。 運動自体は、健康的な体重を維持し、心肺機能を向上させ、うつ病を予防...
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足首の柔軟性を取り戻す1日10分の「スクワットの姿勢」とは

人間が本来もっているバランスのとれた自然な姿勢に回帰し、スクワットポジションを「取り戻す」方法について、「The Flexible Body/柔軟な体」の著者でもある運動コーチのロジャー・フランプトン氏がいくつかのヒントとともにやり方のポイントをアドバイスしたものを紹介します。
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「骨折 vs 捻挫」回復しやすいのはどちら?

ある程度の個人差はありますが、結論からいうと、捻挫よりも骨折の方が治りやすいようです。 もちろん痛みやケガの度合いなど基準にするポイントは人それぞれに異なるので、今回は「骨折と捻挫」について、どちらの方が治りやすいかという回復力の視点で比較...
2023.10.04
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なぜカーブは打ちにくいのか?

打者によると、これらの変化球が打ちにくい理由のひとつは、バットに当たる直前に、突然、不規則な動きをするように見えることです。しかし、それはなぜ?その答えは、ピッチャーの腕というよりも、実はバッターの目の仕組みに関係があるようです。今回は、カーブボールのような変化球が打てないのは、見る人の目に理由があることを示した過去の研究を紹介します。
2023.01.17
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ランニング vs 水泳 メリット・デメリット比較

体を鍛える、または、健康維持やダイエットなどの目的で人気が高い「ランニング」と「水泳」を、メリットやデメリットに関する科学的な研究をもとに徹底比較。特に初心者が自分の健康維持のために、どのように効果的に取り入れていくべきかを分かりやすく紹介します。
2023.02.13
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走る時の【腕の振り方】でタイムを縮めるテクニック

走るときの腕の振り方で最もよくある間違いと改善方法について、米ニューヨーク大学ランゴン医療センターの運動生理学者がアドバイスしたものを分かりやすく紹介します。正しい腕の振り方(方向やフォーム)を知り、猫背を治すのが近道。ストレッチと背筋を組み合わせるとより速く走れる可能性が高まります。
2023.06.12
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ジャンプをより高く、より遠くへ跳ぶ方法。垂直跳びや幅跳びのテクニックやコツ

学校の垂直跳びや走り幅跳びで記録を伸ばしたい。バレーのスパイクで高く跳びたい。今回は、そんな人のために、垂直跳びをはじめ、幅跳びやバレーのような助走をつけてのジャンプなどジャンプ力を伸ばすための効率的なテクニックについて、科学の助けを借りて適切なジャンプのメカニズムや、膝を怪我から守るための安全な着地方法などをもとに分かりやすく紹介します。
2023.09.20
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「1日1万歩」は本当に必要か?健康を考えたウォーキングの新常識とは

誰もが運動が健康に良いことは知っています。しかし、フィットネストラッカーが示す1万歩という魔法のような数字には何か特別な意味があるのでしょうか。実のところ、この素晴らしい数値は科学によって裏付けられたものではないようです。
2023.02.15
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運動前の静的ストレッチは効果がないって本当?

運動前のストレッチは効果ないといわれる理由について、筋肉の仕組みをもとに、「ストレッチで肉離れや筋肉痛は予防できるのか」などをあわせて科学的に分かりやすく紹介します。幸いにも、体を柔らかくしたいのが目的であるなら、ストレッチは大きな恩恵を与えてくれそうです。
2023.03.14
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運動後のビールはいけないのか?飲酒と運動の気になる関係とは

運動後にビールを飲むとどうなるのかについて、アルコールの体や筋肉への影響を中心にさまざまな研究で分かってきたことを紹介します。もしあなたが、トレーニングがもたらす運動機能や筋肉への効果を最大限得たいのであれば、試合や練習後のビールは、最悪の選択肢になってしまう可能性がありそうです。
2023.03.14
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運動を習慣化すると体に何が起きるのか?

習慣的運動を始めた場合に、体に起こる変化について科学的に分かっていることを、開始時から時間の経過にそって、筋肉やミトコンドリアの生成量、最大酸素摂取量、骨の変化などを中心に分かりやすく紹介します。運動を習慣的に行うには、時間と労力、そして、継続への決心が必要ですが、最終的に、真に価値あるものを手にできるでしょう。
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運動をやめると体はどう変化するのか?

運動をしなくなると人の体はどのように変化するのかについて、「VO2MAX」と呼ばれる最大酸素摂取量や筋肉の状態をもとに、1週間後から2ヶ月後まで時系列で紹介していきます。それがたとえ1週間であっても、筋肉の状態や心肺機能が変化してしまうことを頭に入れておかなければなりません。
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靴が人間の歩き方に与える悪影響とは

もし、靴がなければ、私たちはもっと違う歩き方をしていたといわれています。ここでは、靴が私たちの歩き方をどのように変えていったのかについて、裸足での歩き方と比較して分かりやすく紹介します。裸足と靴とでは、歩く時に膝にかかる衝撃や足の柔軟性も違ってきます。
2023.01.11
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腹筋よりもプランクをすすめる6つの理由

プランクの魅力はなんといっても、特別な器具がなくても、体さえあれば、いつでもトレーニングできるという実用性の高さです。ここでは、プランクをすると、おなか周りを中心に体がどのように変化するのかについて、素晴らしいトレーニング効果を中心に分かりやすく紹介します。
2023.01.11
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「肉離れ」や「筋違い」はどうやって引き起こされるのか?

肉離れや筋を違えたとき、実際に筋肉はどうなっているのでしょうか?なぜ、筋を痛めると、動かすことができなくなるのでしょうか?ここでは、筋肉の仕組みをもとに、筋を違えるとはなにかについて分かりやすく紹介します。
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運動生理学者がエリプティカル(クロス)トレーナーを使わない理由

米ニューヨーク大学の運動生理学者が、筋力トレーニング補助器具としてエリプティカル(クロス)トレーナーを選ばない理由について明らかにしたことを紹介します。専門家は、運動効果にクローズアップした場合、本当の意味で「実」をともなった有効なトレーニングとはいえないと指摘しています。
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壁への足上げで効果が出ない理由!15分で成果を出す秘訣を徹底解説

寝る前数分の「壁への足上げ」。実はヨガの世界では、この足上げが精神と体を回復させるポーズと知られ、適切な姿勢で行うと、体や心へ素晴らしい5つの効果をもたらしてくれます。特に座り仕事や立ち仕事が多い人、循環機能の低下による足の疲れやむくみや便秘で悩んでいる人におすすめの簡単な運動です。
2024.06.21
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つなわたりや平均台でバランスを保つ秘訣

爪楊枝を利用して、スプーンとフォークを、グラスから落とさないようにのせる実験をもとに、つなわたりや平均台での重心のとり方やバランスを保つためのポイントについて科学的に検証されたものを分かりやすく紹介します。
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なぜ筋肉痛は次の日に遅れてくるのか?

ここでは、運動をした後に、筋肉や体の中でなにが起こり、筋肉痛が遅れて発生するのかについて、原因を科学的に分かりやすく紹介します。運動をした後に、筋肉痛が12時間から24時間経過してから遅れて発生することを「DOMS/遅発性筋肉痛」といい、最大で72時間持続します。
2023.01.10
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水泳選手が体の毛を剃ると泳ぎが速くなるのは本当か?

スポーツ業界において、毛を剃って処理することは大事な意味があります。ここでは、剃毛(ていもう:体毛を剃って処理する)が、水泳や自転車などのスポーツの勝敗にどのように影響するのかについて、研究で解明されてきたことを分かりやすく紹介します。
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「外を走る」 vs 「トレッドミルトレーニング」 どちらがいいのか?

健康や体を鍛える目的でランニングをする際に、外を走るのと屋内とでは何が違うのかについて、エネルギーやスピード、怪我、メンタル面への健康効果などの研究に基づいて分かってきたことを紹介します。実は、走るという目的は同じでもトレーニング方法が異なると、心身に及ぼす影響は少しずつ異なってきます。
2023.08.24
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