自然科学・地球科学

キッズサイエンス

なぜ雨雲は灰色っぽいのか?

なぜ雨雲は、通常の雲のように白ではなく、暗い灰色をしているのでしょうか? それは、雲の厚さ(高さ)のためです。 雲の厚みが増すほど、私たちの目に届けられる光の量が少なくなるからです。 以下に、白い雲と雨雲の違いをもとに、雲の種類によっ...
2024.06.23
キッズサイエンス

赤道付近は暑いのに極地は寒いのはなぜ?

なぜ赤道付近は一年中気温が高のに、北極や南極はいつも寒いのでしょうか? それは、地球のほぼ真ん中に位置する赤道付近と地球の端にある極地では、地球の表面の曲がり具合や地軸の傾きによって、太陽エネルギーの届く量が異なるからです。 以下に、赤...
2024.01.25
自然科学・地球科学

なぜ農家にとって土壌のpH値が重要なのか?

果物や野菜を育てる土は、pH(ピーエイチ)値が低すぎても高すぎてもいけません。 pHとは、物質の酸性度やアルカリ性度(塩基性度)を表す指標です。 通常、0から14までの正の数で表され、真ん中にあたる7が酸性でもアルカリ性でもない「中性」...
2024.05.23
キッズサイエンス

雪の結晶はどうやってできるのか?

雪の結晶は、上空で過冷却(※以下参照)された水滴が、塵(ちり)の粒子に付着して凍ることでできはじめます。 しかし、水が凍るとき、その分子は六角形に並ぶため、結晶の形は六角形になります。 以下に、雪の結晶がどのように形成されていくのかを見...
2024.07.13
キッズサイエンス

雹(ひょう)って何?

雹(ひょう)は雨の一種で、空から降ってくる氷の粒。 ただし、ひょうの発生には以下の条件が必要です。 積乱雲があること 雲の上空が氷点下の冷たい空気であること 雲に厚みがある(垂直方向に大きく発達した雲)こと 上昇気流とい...
自然科学・地球科学

なぜ太平洋と大西洋は混ざり合わないのか?

なぜ太平洋と大西洋の境目には「紺色と緑色の海の境界線」のようなものができて、海水が混ざり合わないのでしょうか? 海流の向きや水温の違いもありますが、主には「密度」が原因です。 密度とは、単位体積あたりに存在する質量の値です。 簡単にいう...
2024.06.21
自然科学・地球科学

「動かない物 vs 止められない力」どちらが勝つか?

「不動の物体」と「止められない力」が出会ったらどうなるのか? アインシュタインの理論に興味がある人なら一度は考える問題かもしれません。 では、そもそも「動かないもの」や「止められない力」とは何でしょうか? それを踏まえて以下に、どんな...
2024.04.18
自然科学・地球科学

農場のベストな形とは?

飛行機から見ると、世界にはいろいろな形の農場があることに気付きます。 たとえば北海道では、風景全体がほぼ完璧な正方形からなるパッチワークのような農地。 イギリスの農園は、不規則なパズルのピースがぎっしり詰まったような形をしています。 ...
2023.02.24
キッズサイエンス

鍾乳洞のつららやタケノコ石はなぜ・どのようにしてできるのか?

鍾乳洞には、天井からつららのような岩が垂れ、地面からはタケノコのような岩が生えています。 これらにはとても楽しい名前がついています。天井にあるのは「鍾乳石(しょうにゅうせき)」、床にあるのは「石筍(せきじゅん)」と呼ばれるものです。 前...
2023.02.07
キッズサイエンス

水は「洞窟づくり」の名人?

自然が洞窟を作るために使う最も一般的な道具は、海や湖など至る所にあります。 その道具とは「水」です。 さて、水で洞窟ができるとはどういうことなのでしょうか? 以下に、洞窟がどうやってできるのかを見ていきましょう。 洞窟にはいろいろな...
2023.07.19
自然科学・地球科学

竜巻はなぜどのようにして起こるのか?

竜巻。それは、雷雲(積乱雲)から地表をつなぐ高速回転の空気の柱。 その名の通り、空気がまるで竜のように猛スピードで渦巻く異常気象です。回転しながらねじれるので、ツイスターと呼ばれることもあります。 このような異常な現象は、なぜ、どのよう...
2023.01.10
自然科学・地球科学

風はどこから来るの?風が吹く理由とは

私たちの周りにある空気が動いているのを感じる場合、それを風と呼びます。 風は空気を動かしています。 空気は熱くなると、上に向かって上昇します。 すると、その空気がもともとあった下の場所には代わりに冷たい空気が流れ込んできます。 その...
自然科学・地球科学

世界で最も「黒い色」とは?

2019年、世界で最も黒い物質が公開されました。 ある真っ黒なダイアモンドによってその存在が世界に示されたのです。 なんと、それは2億円以上もするダイヤモンドを地球上で最も暗い色で覆った物体。 実際、この黒い素材はあまりにも暗く、入っ...
自然科学・地球科学

もし雲が永遠になくなったら世界はどうなるのか?

雲は常に地球の表面の約70%を覆っています。 しかし、もし次の瞬間、パッと全ての雲が消えてしまったらどうなると思いますか? 実は、これはただの架空の話ではありません。現実に私たちの地球は環境の変化によってすでに雲を失いつつあるといわれて...
自然科学・地球科学

なぜ植物はカフェインを作るのか?

伝説によると、今から1000年以上前、エチオピアの山中にカルディという名の山羊飼いが住んでいたそうです。 ある日、カルディは奇妙なことに気づきました。 小さな木になっていた赤い実を食べたヤギが、異常に興奮し、飛び跳ねたり、夜も寝ようとしない...
自然科学・地球科学

「水」は凍るときに膨張する珍しい「異常液体」って知っていますか?

さて、もし水が凍るときに、膨張させないようにしたらどうなると思いますか? 液体から固体になると体積が大きくなるのは、特定の金属や鉱物をのぞいて水だけです。 それだけでも特異な性質なのに、温度や圧力を変えると、異なる分子構造の水や新しい氷...
自然科学・地球科学

雨のしずくは実際にどんな形なのか?

雨粒の形といえば、上の方がとがったしずくの形を思い浮かべるかもしれません。 しかし、落下する雨粒の形状を調べた研究では、一度もそのような形は見られませんでした。 では、雨のしずくがどのように見えるのか、実際の形や大きさをはじめ、なぜそう...
自然科学・地球科学

磯くさい海のにおいの正体とは?

海のにおいには、まさに独特な磯くささがあります。 塩分や魚のにおいなどもその一部ですが、実は、海のにおいの主な原因はあなたが予想だにしないもの「プランクトン」です。 植物性のプランクトンがつくりだす化合物が海に放出され、それを微生物が分...
2023.01.26
キッズサイエンス

スプーン1杯の土には何十億もの生物がいるって知っていますか?

土は生きています。私たちが「ただの土」と思っているものには、実は驚くほど多くの生き物が生息しているって知っていますか? なんと、スプーン1杯の土の中には、何十億も目には見えない生き物が存在し、肉眼で見える生き物もあわせると1億種を超えると...
2023.01.25
キッズサイエンス

つららはどのようにしてできるのか?

つららは、雪のあるところならどこでもできます。 ただし、つららができるには、雪と暖かい日差しの2つが必要です。 以下に、つららが雪からどのようにしてできるのか、そもそも「雪」と「(つららのような)氷」の違いは何かについてみていきましょう...
error:Content is protected !!