動物・植物・生き物

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クマはなぜ鮭のほとんどを食べずに捨ててしまうのか?

グリズリーは、平均して、1年間に獲った魚の約半分を捨てています。さて、クマにとって魚を捕るのは本当に大変で、その時間と労力を無駄にするのは意味がないように思いませんか。今回は、グリズリーがせっかく捕まえた鮭の半分以上を捨ててしまう理由について生態系に与える影響も合わせて分かりやすく紹介します。
2023.01.27
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霧を飲む植物「世界一高いセコイア」が乾期を生き抜く方法

112m以上にもなる世界一高い木、セコイアの生育地には乾期があります。今回は、セコイアの木が、根以外の秘密のところで水を飲む仕組みに注目し、彼らが「霧」を利用した素晴らしいアイデアで乾期を力強く生き抜く姿を紹介します。
2023.09.30
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ティラノサウルスの腕はなぜ小さいのか?

巨大な殺人マシン、ティラノサウルスが体のわりにちっぽけな腕をもつナゾについて、興味深い有力説を中心に紹介します。腕が短いのは、獲物を捕らえるときや交尾をするときに便利だったのでしょうか?てこの原理でちょうどよいバランス力を発揮したのでしょうか?
2023.01.30
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1歳の犬は人間の30歳?犬の年齢の新計算式とは

DNAの化学的変化に基づいた犬の年齢の計算式によると、どうやら犬は私たちが思っているよりもずっと年上。1歳の犬は7歳の子供ではなく、むしろ30歳くらい。10歳の犬は70歳くらいですが、15歳の犬は100歳を超えておらず、むしろ80歳い近いようです。おもしろいと思いませんか?
2023.01.30
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なぜフン(糞)を食べる動物がいるのか?

ゾッとするかもしれませんが、多くの動物にとってフン(糞)は普通の食卓メニューのひとつ。今回は、ウサギやゴリラ、コアラなどの動物が糞を食べる理由について、糞には何が含まれているのか、毒性はあるのかなどを分かりやすく紹介します。どうやら糞は、必ずしも私たちが考えるほど危険なものではないようです。
2023.12.19
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セミはなぜ一生のほとんどを土の中で過ごすのか?

セミは、奇妙にも、その人生のほとんどを地下で過ごした後、地上に出て儚い一生を終えます。それでは、一体なぜ、セミには地中での長い幼虫期が必要なのでしょうか? 今回は、数学の考え方から解明されつつあるセミの生態について、ライフサイクルと捕食者の関係をもとに紹介します。
2023.08.16
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フラミンゴが「死んでも一本足で立ち続けられる」理由は?

長い間、人々はフラミンゴが一本足で立つのは、水に長く脚をつけることで体温が逃げていくのを防ぐためだと誤った推測をしてきました。今回は、フラミンゴが一本足で立つ本当の理由について研究で分かってきたことを紹介します。実は、フラミンゴは、死んでも一本足で立つことができるのです。
2023.01.30
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なぜ「人間以外の」哺乳類は水泳が上手なのか?

人間以外の哺乳類には、水泳教室なんて必要がありません。彼らにとって、泳ぐことは生まれながらにもつ本能的な能力のひとつだからです。それでは、なぜあの巨大なヘラジカやゾウ、砂漠に住むラクダ、アルマジロやナマケモノでさえ泳げるのかについて、その理由を紹介します。
2023.02.13
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種はなぜ発芽のタイミングが分かるのか?

一体、種はいつ芽を出すか決め、どうやって植物になるのでしょうか?今回は、種がどのようにして発芽時期を知り、植物に成長していくのかについて、植物がもつ優れた感知能力を中心に紹介します。
2023.02.13
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「チョウ」と「ガ」の見分け方とは?

チョウとガの違い、幼虫と成虫それぞれの見分け方について分かりやすく紹介します。幼虫から成虫になるとき、チョウは蛹(さなぎ)に、ガは繭(まゆ)になります。基本的に、チョウとガの違いは、翅(はね)や触覚、夜か昼の3つがカギになりますが、あいまいな部分も多いため、ここでは一般的な見分け方を中心に紹介します。
2024.07.02
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ハチの巣を紙と空き缶で作る方法

ツツハナバチと呼ばれるハチのための巣を空き缶と紙で作る方法を紹介します。彼らは、私たちが危害を加えない限り、刺されることはほとんどないといわれているため、屋上で花を育てたり、野菜栽培したりするときに受粉交配の担い手となってくれます。
2023.02.13
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昆虫はなぜ壁を登ったり、逆さまになったりできるの?

壁を登ろうにも、私たちはすぐに下に落ちてしまいます。しかし、ハエなどの昆虫は、いともたやすく壁を登り、天井にぶら下がることさえできるのはなぜでしょうか?今回は、どんなに小さな虫でも同じように重力がかかるのに、忍者のように壁を登る生物の特別な能力について紹介します。
2023.02.13
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食物連鎖の底辺「植物プランクトン」の役割とは

今、植物プランクトンは、温暖化防止の戦士として注目され始めています。ここでは、地球の酸素を生み出し、炭素を循環し、すべての生き物を食物連鎖の底辺として支えている植物プランクトンの役割について紹介します。植物性プランクトンは、水中だけでなく、私たちを含めた地球上すべての生き物に不可欠な存在。
2024.06.23
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タコやイカは特殊能力「瞬時に遺伝情報を書き換える」があるって本当?

タコは、祖先から受け継いだ永久的な変化に頼るのではなく、その場で遺伝子の指示をさっと書き変えてしまうことができます。これは本当に特殊な能力です。今回は、タコのDNAレベルでのすごい能力とその代償について紹介します。一体彼らがなぜDNAの恒久的な変化ではなく、一時的な遺伝情報の変化を選んだのでしょうか?
2023.07.09
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カメがもつ「体内コンパス(方位磁石)」とは?

ウミガメが大洋を数千キロも巡り、出発したときと同じ特定の海岸に戻ってくることができるのは、体内コンパスや目のセンサーのおかげだといわれています。今回は、世界で最も優れたナビゲーター動物「カメ」の研究をもとに、動物がもつ正確な方向感覚の秘密について紹介します。
2024.08.01
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なぜ生き物は何千キロも先からの帰り道が分かるのか?

毎年春や秋になると、いろいろな動物が、赤ちゃんを産んだり、食べ物を探したりするために長い旅をします。一体、動物たちは行き先や方角を、どうやって知るのでしょう?今回は、長距離移動をする動物がもつ不思議な能力について紹介します。
2024.06.03
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凍るカエルの正体とは?

なんとカエルの中には、寒くなると凍って「氷結ガエル」になってしまう種がいます。今回は、暖かくなったら自らの体を解凍して極寒の冬を乗り切る最高にクールなアメリカアカガエルの生態を紹介します。もし、カエルの体を凍らせるメカニズムが応用できれば、移植する臓器の凍結を防ぎながら長持ちさせることができるかもしれないのです。
2023.11.02
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なぜ死んだクジラは爆発することがあるのか?

死んだクジラには近づいてはいけません。 これは本当で、過去には、座礁したクジラが火山のように爆発した例も実際に起こっています。 爆発といっても、熱や光を出して燃えるのではなく、大きく膨らんで破裂してしまうのです。 これは、ビーチでは深...
2023.09.08
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「犬 vs ネコ 」ペット化された動物の目には見えない部分の進化

今回は、君主的なネコと忠実な犬をはじめとするペットについての、4つの科学的なお話を紹介します。人間に飼いならされた動物は、次第に脳が収縮していき、「戦うか逃げるか反応」をも失っていきました。一方で彼らの身に起こった変化とは?
2024.05.01
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なぜ自分の子を食べる動物がいるの?子孫を残すのが本能では?

動物界では、母親が自らの赤ちゃんを食べる「子殺し」とも呼ばれる行為は、豚や昆虫、鳥、ヘビにとどまらず、霊長類にも見られ、動物界では決して珍しくありません。
2023.02.04
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絶対に信用するな!うそつきな生き物ベスト7

生き物には、人間が、仕事を休むために病気のふりをしたり、女性とデートしたいがために身長を偽ったり、挑発されるとはったりをかましたりするのと同じように、相手を意図的にだます、いわゆる「ウソ」をつく種があります。
2023.07.09
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サメの皮には細菌がつきにくい理由とは?

サメの皮には、水の抵抗を減らす効果があることは有名ですが、なんとサメのウロコには細菌を寄せ付けない驚くべき防御能力があるのをご存知ですか?今回は、サメが進化の過程で得た自己防衛能力のひとつ、「細菌を寄せ付けず、繁殖させないサメのウロコ構造による抗菌効果」について体表面の仕組みをもとに、私たちが感染症拡大と闘う上で著しく役立つことを紹介します。
2024.09.03
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クジラに飲みこまれた人間はどうなる?

そもそもクジラが誤って私たちを飲みこむことは可能なのでしょうか?シロナガスクジラやジンベエザメのような、プランクトンを飲みこむ巨大生物の場合、答えは「ノー」です。しかし、マッコウクジラのように歯のあるクジラとなると話は別で、飲みこまれてしまう可能性は否定できません。そして、その先には、絶望が待っているようです。
2023.09.08
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ホタルの光がもつ抜群のエネルギー効率

今回は、ホタルの光の秘密について、なぜ、どのようにして発光するのかを中心に分かりやすく紹介します。驚くべきことに、ホタルはエネルギーの100%近くを光として放出するという超省エネ機能の持ち主。蛍光灯のエネルギー効率がわずか10%程度(90%が熱になる)であることを考えると超高効率だといえます。
2023.02.14
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なぜ人間は昆虫のようなパワフルな外骨格をもたないのか?

昆虫は、ときに自分より1000倍以上重たい物や体より大きな物を持ち上げて運びます。彼らのパワーの秘密は、私たちの骨とは違う「外骨格」にあるとすれば、なぜ私たち人間は、外骨格ではなく、体を内側から骨で支えているのでしょうか?今回は、アリと人間の骨格の違いやそれぞれのメリット、デメリットについて、骨がどのようにしてうまれたのかといった進化をもとに紹介していきます。
2023.11.07
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実はハトは特殊能力で人間を助けてきた

今やハトは嫌われ者。しかし、実のところ、ハトは、私たちが想像もできないような優れた感覚の持ち主で、人類の歴史とも密接に絡み合ってきたのです。戦時中に人の命を救ったシェール・アミやGIジョーはのように名誉勲章をもらった有名なハトもいます。
2024.08.01
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なぜ鳥の卵は四角ではないのか?卵形の驚くべきパワーと秘密

卵の形がなぜ四角ではなく楕円に近い曲線を描くのか、また、鳥によって卵の形が異なる理由について分かりやすく紹介します。鳥の卵だけでも「卵形」と一括りにはできないほどさまざまな形があるのには理由があります。なんと卵の流線型は、強度を高めるだけでなく、卵形が鳥の飛行と深い関係があることも研究で示されました。
2023.11.02
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触れなくても毒針で刺す「サカサクラゲ」とは?

サカサクラゲとは、その名の通り、浅瀬の海底で逆さになってじっと動かない奇妙なクラゲ。彼らは、自らが動かない代わりに自律式の粘液細胞を進化させて発射するという奇妙な習性を身に着けました。ここでは、人が触れてもないのにクラゲに刺されてしまうという未知のベールを明らかにした「サカサクラゲ」の興味深い生態について紹介します。
2025.07.15
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なぜサメには骨がないのか?

サメは、エイやギンザメと同じように骨を持たない軟骨魚類の仲間です。それは、サメが大昔から変わらぬ原始的な骨格をもった「生きた化石」であることを意味するわけではありません。ここでは優れた能力をもつサメには骨がないのに頂点捕食者になれた理由に迫っていきます。
2025.07.03
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鳥はなぜ飛べるのか?翼のメカニズムとV字飛行

長い間研究者を魅了してきた鳥のV字飛行について、羽ばたきのタイミングや個々の配置場所によってエネルギー的な利益を最大化している仕組みをもとに分かりやすく紹介します。どうやら、鳥の飛び方の違いは、個々の鳥の大きさの違いが大きく関係しているようです。
2024.09.11
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