動物・植物・生き物

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世界一醜い生き物に認定された「ブロブフィッシュ」

つぶらな瞳に垂れ下がった鼻や口元、なんともがっかりしたような、さえない表情の深海生物。 その名は「ブロブフィッシュ(ニュウドウカジカ)」。 2013年に英国の「Ugly Animal Preservation Society(醜い動物保...
2023.02.07
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空を飛べる史上最大級の生き物とは?

科学者たちは、大昔に、小型飛行機と同じくらいの大きさの動物が地球の空を飛んでいたと考えています。 ジャンボジェット機ほどではありませんが、6800万年から200万年生息していたとされる巨大な爬虫類で、名前は「ケツァルコアトルス」。 史上...
2024.01.18
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オオカミの群れ「ウルフパック」による狩り

エサを満足に食べられない北部地帯で、オオカミの群れ「ウルフパック」が、時速60kmで逃げ回るウサギを、巧みなチームワークで狩りする様子を紹介します。厳しい環境でオオカミは、群れのために、仲間で親密にコミュニケーションを図って、できるだけ大きな獲物を狙う必要があるのです。
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羽ばたかずに何千キロも飛べる翼の仕組みに迫る

定期的に(わずか46日間で)地球を一周している「アホウドリ」、花から花へ忙しく移動するハチ。 地球上には飛行機だけでなく、空を飛ぶ生き物がたくさんいます。 そして、虫、鳥、コウモリといった空を飛ぶ動物はすべて翼を持っています。そういえば...
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ずばぬけて栄養価の高い母乳を飲む動物

さて、糖分がコカ・コーラよりも多いミルクを毎食赤ちゃんに飲ませることを想像してみてください。 実はこれは自然界で本当に存在する母乳で、他にも驚くようなミルクを飲んでいる動物の赤ちゃんがいます。 それらは、脂肪分がアイスクリームの4倍もあ...
2025.02.17
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なぜコバエは駆除できないのか?

コバエの生態をもとに、彼らの好物や大量に繁殖する理由、さらには、罠を作ったり、掃除したりといった有効な駆除方法などもあわせて紹介します。 果物の上、ゴミ箱の近く、暖かくなると、コバエは突然、どこからともなく大量に現れます。 そして、一度...
2023.03.22
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ミツバチはなぜ私たちの生活に絶対に欠かせないのか?

ミツバチは、最も重要な生物種のトップに近い存在だといわれています。 重要な受粉媒介者であり、世界の人口を養う作物の3分の1以上の受粉を担っているのです。 しかし、現在、ミツバチは記録的な速さで失われつつあります。 では、ミツバチのいな...
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動物界で一番大きい赤ちゃんはだれ?ゾウではなかった

突然ですが、1,360キログラムの赤ちゃんを産むことを想像してみてください。 それは軽自動車1台分の重さです。 ありえないと笑うかもしれませんが、実は、シロナガスクジラには普通の話。 それは、動物界で最も大きな赤ちゃんを産むといわれる...
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マリアナ海溝には一体何があるのか?

マリアナ海溝は地球上で最も深く、光もなく、ジャンボジェット機48機分が重くのしかかるほどの圧力がある地点。 しかし、そんな極限の環境で、生き延びる術を見つけてきた生物がいます。 かなり奇妙な生命体です。アルミニウムの盾を持つ甲殻類、海溝...
2023.01.17
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オレンジを守る昆虫「ハナアブ」の生態

小さなヘリコプターのようなホバリング(空中で停止した飛行状態)で、後ろ向きに飛ぶ昆虫は何だろう? スズメバチのような派手な背中、大きな複眼の目...。 世界中で6,000種もの種類があるといわれる「ハナアブ」です。 彼らの特徴ともいえ...
2022.12.01
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ガラガラヘビの尻尾の中身はどうなっているのか?

ガラガラヘビの尻尾の先にある「ガラガラ」は空洞です。 どうやらあの特殊な「ガラガラ音」の秘密は、殻そのものにあるようです。 では、実際には尻尾の中はどうなっているのでしょうか? 以下に、ガラガラヘビの尻尾を切り開いてみて分かった「音が...
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スズメバチの巣の中はどうなっているのか?

スズメバチは、私たちに紙づくりを教えてくれたって知っていますか? ミツロウを材料に巣をつくるミツバチとは異なり、スズメバチは、かみ砕いた木材に唾液を混ぜて巣を作ります。そのため、スズメバチの巣にはハチミツはありません。 スズメバチの巣作...
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ラクダのこぶには何が入っているの?

砂漠にいるラクダのこぶは水分からなると誤解している人が多いようですが、実は、栄養補給のための「脂肪」が入っています。水分維持には、こぶよりも血液が大きな役割を果たしているようです。 みなさんは、かつてラクダが、北極圏のツンドラ地帯に生息し...
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アリの巣には「秘密の抜け穴」があるって知っていますか?

みなさんは、アリ塚の下の巣は、実際にどうなっているのか知りたいと思ったことはないですか? アリの巣は、あのちっぽけな入り口からは想像もできないほど巨大で、よく考えられた機能的な迷路となっています。 アリ塚は、巨大な氷山の一角に過ぎず、その下...
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動物の「恒温性(温血)」と「変温性(冷血)」の分け方はもう時代遅れ?!

おそらくあなたは、 動物には、体内で熱を発生させて体温を一定に保つ「温血動物(恒温動物)」と、環境に熱を依存するため体温が変動する「冷血動物(変温動物)」がいる と習ったかもしれません。 しかし、それは基本的に間違っています。 体温調節...
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発光生物の75%は海に生育!ホタルは普通ではなかった

「お尻が光るホタルが、なぜ海に生育していないのか?」これはとても奇妙なナゾです。 なぜなら、海に生息する動物の大部分(約75%)は何らかの方法で発光しており、海の中で発光するのは例外ではなく、ありふれたことなのです。 一方で、私たち人間...
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水をやる必要のない植物があるって本当?

1、2週間、水やりを忘れても枯れない植物があります。一体どんな仕組みをしているのでしょうか? 実はこの植物、水を全く必要としないのではなく、十分な湿度さえあれば、空気中から水分を吸収することができるのです。 この能力の秘密は、植物が本来...
2024.06.12
キッズサイエンス

フクロウはなぜ音をたてずに飛べるのか?

ここでは、ミステリアスなハンター「フクロウ」のユニークな生態について、首がどれくらい回るのか、音をたてずに飛べる理由、エサの食べ方、多彩な泣き声などを中心に紹介します。 フクロウは、南極大陸を除くすべての大陸に生息する夜行性の猛禽類です。...
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コウモリはエコーロケーションで何ができるのか?

コウモリは、エコーロケーションという方法で、視覚が悪い暗闇でも「音」で見ることができます。 音を使って、エサのある方角や距離などを測ることができるのです。 以下に、コウモリが生きる抜くために進化させた能力「エコーロケーション」について紹...
2023.01.25
キッズサイエンス

3つの巨大昆虫「世界最長・最重量・最大幅」

世界には、本物かと目を疑うほどの巨大昆虫が実在します。 今回は、まるでジュラ紀を思わせる世界最長の甲虫「タイタン・ビートル」をはじめ、重量級チャンピオン「ジャイアント・ウェタ」、最大幅の「アトラスガ」の3種の巨大昆虫を紹介します。 昆虫...
キッズサイエンス

カラスとワタリガラスはどう違うのか?

大きくて、くちばしから足の先まで真っ黒な鳥「ワタリガラス」を見たことはありますか? 実はこの鳥、カラスと縄張りが重なることが多く、空を飛ぶ姿も似ているうえ、同じスズメ目カラス科でなにかと共通点が多いのですが、全く違う鳥です。 ではどこが...
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【ビッグキャット】とは?野生のネコとの違い

カラカルのような「野生のネコ」とライオンのような「ビッグキャット(大型のネコ科動物)」の違い、また、見分けにくいヒョウとジャガーの違いなど、ネコ科動物のおもしろい生態についてたくさん紹介します。 「ビッグ・キャット」というとき、それは、あ...
キッズサイエンス

実はネズミはきれい好きって知っていますか?

信じられないかもしれませんが、ネズミはネコよりも毛づくろいをよくするほどきれい好きだし、泳ぐのも得意。 目は悪いけど並外れた嗅覚(きゅうかく)や聴覚(ちょうかく)をもち、かみ付く力はホオジロザメよりも強いんだ。 今回は、みんなのイメージ...
2022.09.08
キッズサイエンス

驚異的な生命力をもつ微小動物を3つ紹介

驚くべき生命力をもった微小動物の生態について、クマムシと顔ダニ、線虫の3つを例に紹介します。 真っ暗で冷たく、高い水圧のかかった超深海。 空気も水もなく高エネルギーの放射線が飛び交う宇宙空間。 驚くかもしれませんが、こんな想像できない...
2024.06.23
キッズサイエンス

クモの他生物よりもずばぬけた能力について

クモは昆虫の一種だと思っている人がいますが、実は違います。 昆虫ではなく「クモ類」と呼ばれる全く別の生き物で、ダニやサソリなどのグループに入ります。 今回は、クモの優れたジャンプ力や視力、何種類もの糸を使い分けるという驚きの能力について...
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ウサギに後ろ足で蹴られない抱き方のコツ

ウサギを飼いはじめた人、または、飼いたいと思っている人にとても重要なこと「ウサギの抱き方のコツ」や「飼い方・そもそもウサギとはどんな動物か?」についてAnimalWonderより野生動物教育学、動物行動学、アニマルトレーニングと管理学の学位...
2023.01.25
動物・植物・生き物

サメの「電気受容」と呼ばれる驚くべき感覚能力を知っていますか?

サメは、電気を感じ取る感覚でエサの位置を確認し、さらには自分が地球のどこにいるのかも電場でわかるといわれています。 今回は、人間にはないサメの驚くべき第六感の仕組みについて紹介します。 サメは嗅覚が鋭く、どこからともなくエサの匂いをかぎ...
2024.09.03
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植物の中にもたくさんの微生物が存在していた

植物の体内にも、私たちと同じようにたくさんの微生物がすんでいます。 それは、いわゆるマイクロバイオーム(微生物叢:びせいぶつそう)と呼ばれるものです。 マイクロバイオームとは、私たちの体内にすむ1000種類におよぶ1000兆個もの小さな微...
2023.05.21
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謎多きチョウチンアンコウの生態

チョウチンアンコウは、体の2倍ものエサを丸のみにし、性的寄生と呼ばれる不思議な繁殖戦略をとるなど、実にユニークな生態をした生き物です。 これらのアンコウ目に含まれる魚には200以上もの種類があり、そのほとんどが世界でも有数の深海、特に大西...
2023.01.21
動物・植物・生き物

汗をかかない動物はどうやって体温を調整するのか?

私たちのように汗をかくことで体温調整ができない動物は、一体どのように体温の上昇を防いでいるのでしょうか? 以下に、動物の驚くべき体温調整方法や暑さ対策について「コアラ」や「犬」を例にナタリー・ブリスコー博士の話をもとに紹介します。 ナタリ...
2023.01.25
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