キッズサイエンス

なぜ(氷ではなく)水なら飛び込むことができるのか?

私たちは、氷(固体の状態)には飛び込めませんが、水(液体)であれば水面を切り裂いて水中に入り込むことができます。 水という同じ物質なのに、一体何が違うのでしょうか? それは、分子間力が違うからです。 分子間力とは、固体、液体、気体など...
2024.01.16
身近なふしぎ

防虫剤はなぜ小さくなって消えるのか?

衣類を守るために入れた防虫剤が、数ヶ月後に消えてなくなっている。 これは、昇華と呼ばれるプロセスが原因です。 昇華というプロセスは、固体が加熱されることで、液体と呼ばれる状態変化を経ることなく直接気体に変わることをいいます。 すべての物質...
2023.05.18
身近なふしぎ

「食べてはいけません」の袋の中身は何?

よく食品の袋の中に入っている「食べてはいけません」と書かれた袋。 これには水分の吸着能力の高いシリカゲルが含まれています。 シリカゲルとは、二酸化ケイ素の一種。 シリカゲルは、食品の他、革製品といった湿気によって傷みやすいものと一緒に...
身近なふしぎ

なぜ「薄い毛布2枚」のほうが「厚い毛布1枚」より暖かいのか?

薄手の毛布2枚は、厚手の毛布1枚よりも暖かい。 これには、熱伝導率が関係しています。毛布と毛布の間に空気(熱伝導率の低い素材)の層があり、それが断熱材となって体温を逃がさないからです。 以下に熱伝導率とは何かをもとに、薄い毛布の2枚重ね...
2023.08.18
キッズサイエンス

なぜ水蒸気は湯よりもやけどをしやすいのか?

100℃で沸騰したお湯は、それ以上の温度にはならないはずなのに、熱湯よりも水蒸気の方がやけどをしやすいのはなぜなのでしょうか? それは、同じ100度でも、水蒸気は気化潜熱をもつため、より大きなエネルギーを伴っているからです。 以下に気化...
2023.06.27
身近なふしぎ

なぜ古い本は独特なにおいがするのか?

古い本のにおいは、基本的にその本に含まれる紙やインクに使われている化学物質のせいです。 時代によっては、装丁(そうてい)の塗料、のりや漂白剤などが使われていることもあり、それらが長い年月をかけて化学反応を起こし、古い本独特のにおいを生み出...
2023.05.21
身近なふしぎ

コーヒーからカフェインはどのように取り除かれているのか?

コーヒーにはカフェインが含まれています。 しかし、このカフェインの刺激を好まない人にとっては、カフェインを取り除いた「デカフェ」、または、含まれている量が少ない「カフェインレス」は選択肢の一つとなっています。 では、これらのカフェインは...
2023.05.14
キッズサイエンス

雪の結晶はどうやってできるのか?

雪の結晶は、上空で過冷却(※以下参照)された水滴が、塵(ちり)の粒子に付着して凍ることでできはじめます。 しかし、水が凍るとき、その分子は六角形に並ぶため、結晶の形は六角形になります。 以下に、雪の結晶がどのように形成されていくのかを見...
2024.07.13
キッズサイエンス

ドライアイスが危険な理由

ドライアイスは、気体の二酸化炭素を固めて固体にしたものです。 表面温度は摂氏約-78度。 つまり、水からできている普通の氷よりもずっと温度が低いのです。 温度が低いため、保冷剤としては役立ちますが、ドライアイスが皮膚に触れると、数秒後...
2024.05.22
身近なふしぎ

なぜ金やプラチナはジュエリーの材料になるのか?

金やプラチナがジュエリーの材料に適している理由は、可鍛性(かたんせい)、延性(えんせい)に優れた金属だからです。 可鍛性とは、金属を叩いたり圧力をかけたりしても破壊されにくく、薄い板状にも変形しやすい固体の性質のこと。 一方、延性とは、...
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